2012年12月31日月曜日
セイタカアワダチソウの入浴剤
ちょっと時間を割けばできるたくさんのことを、懸案事項としていつも積み残しているのは、私だけかもしれません。
セイタカアワダチソウの入浴剤もそうでした。さらしで、袋を縫いかけて、長い間放置していましたが、やっと縫いました。
何ヶ月も放置していたのに、手縫いでも、十分もかかりませんでした。
Kさんにいただいた、糖蜜をまぶして酵素液を抽出したあとのセイタカアワダチソウは、甕の中で健在でした。
それをさらしの袋に入れ、
口を縛って、お風呂に入れます。
入れてすぐにお風呂に入りましたが、いい香りです。
本当にセイタカアワダチソウは誤解されていると、つくずく思ってしまいました。
数時間たったお風呂は、だいぶ色が濃くなっていました。もう酵素も弱くなっているはずですから、真っ黒な泡風呂にはならないかもしれません。
毎年、大晦日にやっている、その年に別れを告げる数字並べを、拾った銀杏でしようかと思ったけれど、やっぱり好きな石の方がいいと思いなおしました。
そして、久しぶりに地球の大河メコンの石を取り出してきました。
もっといっぱいありますが、この箱の中の石だけでやってみましょう。
2012年よ、さようなら。
メコン川は、全長4600キロ、中国を源流として、ビルマ、ラオス、タイ、カンボジアを通り、ヴェトナムで海に流れ込んでいます。
私が持っている石は、ラッタナキリ、プレイヴェン、プノンペンなど、カンボジア各地で拾った石たちです。
ハートの石もありました。
セイタカアワダチソウ茶でも飲みながら、2012年に別れを告げます。
知り合いのお蕎麦屋さんに年越しそばを食べに行く約束をしているのに、Mさんから自分で打ったお蕎麦が届きました。今日来ると言っていた息子は明日来ることになったし、今日はこれから、夫と二人で嬉しいそば三昧です。
2012年12月30日日曜日
輪切りのケヤキ
I・Sさんから電話がありました。
「ふくはらで樵さんがケヤキを切ったんだけど、どうしますか?」
「あれっ、ケヤキを切るのはやまと村じゃなかったですか?」
「それとは別口です」
「いただきます」
昨日、また薪をいただきに行ってきました。
「あの家かなぁ」
グーグルの地図をプリントしてきた夫がつぶやきます。
「ちょっと違うよ。あんなに手入れのいい家じゃないよ。ほら、あそこのうっそうとしているところじゃない?」
「そうだな」
先日、薪を拾わせていただいた家でもおばあちゃんが対応してくれましたが、今回もそうでした。お連れ合いはもう亡くされているのです。
このあたりの家では、男手さえあれば、樵さんに頼まなくても木ぐらい切れます。ただ、50歳以下の男は使いものになりません。野良仕事も山仕事もしたことがなくて、なにもしない、なにもできない男性が、田舎にも増えています。
それでも、先日の家のおばあちゃんは力持ちで、身体がよく動き、家も片づいていましたが、こちらの家はどこもかしこも荒れていました。
欠けた甕、こね鉢、火鉢、古ぼけた子どもの乗りもの、昔樵さんに切ってもらった木などが、庭に散乱していました。
ケヤキの輪切りは重かったけれど、なんとか二人で軽トラックに積めました。
見上げると、まだまだ大きいケヤキが屋敷のまわりに何本も生えています。
人が手を抜くと、自然はすぐ盛り返すところが、うっとうしいところであり、おもしろいところでもあります。
いただいてきた木は、ほとんど割らなくては使えないものです。
2012年12月29日土曜日
昔取った杵柄
薪にするためにいただいてきたシラカシは、半分以上が太すぎて、割らないとストーブには入りません。
いったい非力な私に薪割りができるでしょうか?
数年前からある斧は、使ったことはないけれど、
「ちょっと失敗した。重すぎた」
と、夫が言っていた斧です。
「できるじゃん!」
さすが、「昔取った杵柄」、五分もしないうち、軽々と数本割りました。
一緒にいただいたハナモモはどうか?
ちょっとねばって、シラカシのようにサクッとは割れませんが、ハナモモも割れます。
あっというまに、こんなに割れたのだから、すぐに割った木の山ができるでしょうか?
そうはいきません。
夫が、
「やめときな。無駄にエネルギーを使うのは」
と声を掛けてくれたからではないけれど、これだけで十分でした。
一時間も割り続けることも、できるかもしれませんが、「年寄りの冷や水」になるので、適当に切りあげました。
今朝?
どこも痛みません。
今日は別のお家にケヤキをいただきに行きます。
楽しみ、楽しみ。
2012年12月28日金曜日
大きなモチノキ
きれいに刈り込まれたモチは、日常的に見ていますが、昨日うかがった家のモチは自然のままで、大きくてみごとでした。
聞けばこのモチの並木は防風林で、昔はずいぶん役立ったようでした。
この家のシラカシを、薪としていただきましたが、整体師のKさんも最近、彼の家の近くで切り倒したシラカシをいただいてきたと話していました。
その家のおじいちゃんによると、茅葺屋根の頃は、屋根に風が当たらないよう、たとえ家が日陰になっても、風道に常緑樹を植えておかなくてはならなかったようです。
このモチも、もう防風林としては役立ってはいないようでしたが、それでも敷地が広いので、さしあたり切られる心配もなさそうでした。
屋敷内に植えたクスノキやスダジイ、ケヤキなどが大木になっている家は多く、鬼門に当たる方向に植えたサイカチがそびえたっている家もあります。
それぞれ植えたときには理由があったのに、価値観も変わり、その存在意義も忘れられているので邪魔になり、樵さんも忙しいのでしょう。
2012年12月27日木曜日
シラカシの薪
ずいぶん前に集めたものに、自分で切ったのを足しながら賄ってきた薪が、残り少なくなりました。今年はなんとか持ちそうですが、 来年の分がありません。
薪は、使う一年から二年前に準備しておかなくてはなりません。
というわけで、しばらく前に、いつも薪をお世話していただくI・Sさんに声をかけておきました。I・Sさんのお友だちに樵さんがいて、薪になる木を切るときには、I・Sさんに声をかけてくれるのです。
一昨日、I・Sさんから、明日隣村の旧家でシラカシを切り倒すから、との連絡が入りました。
で、切った翌日の今日、いただきに行きました。
この家では、シラカシが大きくなり過ぎ、陽あたりが悪くなったので、数年前に切り詰めてもらったところ、新しい枝が密集して生え、大きく伸びてさらに日陰をつくるようになりました。
家にも陽があたらないので、しかたなく切り倒してもらったそうです。
樵さんが、薪用に全部40センチほどの長さに切り、太いものは半分に割ってくれていました。至れり尽くせりで、拾ってくるだけでいいのです。
さらに、この家の方が、持って行きやすいようにと、車の通れるところまで運んでくださっていたので、作業は楽そのものでした。
といっても、一人では持ち上がらず、 二人でやっとという重い薪もたくさんありました。
案内してくれたI・Sさんも、一回目にご自分の軽トラックで運んでくれて、そのあと二往復、合計軽トラック四台分の薪をいただきました。
割らなくてもいい薪は、薪置き場に直行です。
お米が採れたときも、なんとも言えない安堵感を味わいますが、薪がいっぱいあるのも、とってもいい気分です。
年が明けたら、樵さんは別の町でケヤキを切るそうです。
「それもいただきます」
と、名乗りをあげているのですが、
「再来年までこれで持つだろう」
と、夫は消極的です。
なにせ、割らなくてはならない、太い薪の方がずっと多いのですから、これ以上もらったら、この冬は、ずっとまきわりばかりしていなくてはなりません。
でも安心なんです。山のように薪があったら...。
薪は、使う一年から二年前に準備しておかなくてはなりません。
というわけで、しばらく前に、いつも薪をお世話していただくI・Sさんに声をかけておきました。I・Sさんのお友だちに樵さんがいて、薪になる木を切るときには、I・Sさんに声をかけてくれるのです。
一昨日、I・Sさんから、明日隣村の旧家でシラカシを切り倒すから、との連絡が入りました。
で、切った翌日の今日、いただきに行きました。
この家では、シラカシが大きくなり過ぎ、陽あたりが悪くなったので、数年前に切り詰めてもらったところ、新しい枝が密集して生え、大きく伸びてさらに日陰をつくるようになりました。
家にも陽があたらないので、しかたなく切り倒してもらったそうです。
樵さんが、薪用に全部40センチほどの長さに切り、太いものは半分に割ってくれていました。至れり尽くせりで、拾ってくるだけでいいのです。
さらに、この家の方が、持って行きやすいようにと、車の通れるところまで運んでくださっていたので、作業は楽そのものでした。
といっても、一人では持ち上がらず、 二人でやっとという重い薪もたくさんありました。
案内してくれたI・Sさんも、一回目にご自分の軽トラックで運んでくれて、そのあと二往復、合計軽トラック四台分の薪をいただきました。
割らなくてもいい薪は、薪置き場に直行です。
お米が採れたときも、なんとも言えない安堵感を味わいますが、薪がいっぱいあるのも、とってもいい気分です。
年が明けたら、樵さんは別の町でケヤキを切るそうです。
「それもいただきます」
と、名乗りをあげているのですが、
「再来年までこれで持つだろう」
と、夫は消極的です。
なにせ、割らなくてはならない、太い薪の方がずっと多いのですから、これ以上もらったら、この冬は、ずっとまきわりばかりしていなくてはなりません。
でも安心なんです。山のように薪があったら...。
2012年12月26日水曜日
2012年12月25日火曜日
2012年12月24日月曜日
山村の道
農道の両側には、草の朽ちたのが堆積したりして、ちょっとずつアスファルトうを侵食していきます。アスファルトの上に土ができ、草が生えて、少しずつ道が狭くなっていきます。
そんな、アスファルト上の腐葉土が好きなのか、よくミミズがいることを、イノシシは知っているようです。
道路わきを掘り返しているのは、みんなイノシシの仕業です。
この道の手前では、道路を広げるためか、あるいはイノシシを呼び込みたくないからか、機械でアスファルト上の土を片づけて、道を広くしていました。
あれっ。イノシシが掘り起こしたすぐそばに転がっている、この柿を食べたのは誰?
柿を半分食べたのが誰かわかりませんが、次の日には全部なくなっていました。
道のあたりで、夜はどんな世界が広がっているんでしょう?
2012年12月23日日曜日
たまねぎもどきに種がつきました
kuskusさんちのたまねぎもどきを見たら、あれっ、薄皮がぽっこり膨らんでいる、下に新しい芽があるのでしょうか?反対側にも膨らみがありました。
なにか我が家のと、印象が違います。
家に帰って見てみました。
そういえば、我が家のたまねぎもどきは、緑の玉が全部薄皮で覆われたことは、一度もありません。
新しい芽も中途ではなく、下から出てきています。
反対側にも芽が。
花は相変わらず咲き続けています。
と見ると、種が。
たった二つだけですが。
2012年12月21日金曜日
アオギリのオーナメント
昨年は実が鈴生りだった、ご近所のアオギリの木ですが、今年はどうしたことでしょう。高い、手の届かないところに、ぽつりぽつりと実がついていただけで、それもすぐに落ちてしまいました。
木も心なしか寂しそうに見えました。
アオギリにも「裏年」があるのでしょうか?
というわけで、これは昨年の実です。
よく見ると、ちゃんと種もついています。