散歩がてら、つくしを摘んで帰っていると、犬を散歩させていたえいこさんに会いました。
つくしの話から、野草の話になり、このところ、ノカンゾウ(野萱草)の三杯酢とか、おひたしばかり食べていることを話しました。我が家の庭のノカンゾウは、もともとえいこさんの庭からもらってきたものです。
えいこさんは、「ノカンゾウを食べたことはないけれど、小さい頃、お嫁さん人形をつくって遊んでいた」と、言います。さっそく、道端のノカンゾウを摘んで、つくり方を教えてもらいました。このあたり、ノカンゾウはどこにでも生えているのです。
我が家に帰ってから、私もつくってみました。春の柔らかい色の美しさ、角隠しも初々しく、かわいい人形ができました。
後姿もなかなか。
横顔も素敵です。これまでは、もっぱら食べるだけでしたが、小さい子どもが遊びに来たら、つくって見せてあげたいものです。
ノカンゾウの蕾を乾燥させたものは、金針菜と呼び、中華料理の材料です。タイやカンボジアに住んでいた頃は、よく買って、スープをつくっていました。
生の蕾は、まだ食べたことがありませんが、ずいぶん株が増えたので、今年は挑戦してみようと思います。
いいですねぇ~!
返信削除ノカンゾウの花嫁さん、春らしくていいですね。
それにノカンゾウがこんなに伸びているのですね。
こっちは寒いです。
Shigeさん
返信削除こっちも、あまり暖かくないです。
まだ、山は冬の色のままですが、よく見ると、芽がずいぶん膨らんでいます。
道のわきなんか、ずいぶん緑になってきました。ハコベも伸びて、生垣に絡みつこうとしているし。
でも、若芽と山桜で「山が笑う」色になるのは、あと20日ほどかかると思います。
これはこれは可愛らしい!
返信削除素敵な草遊びですね。
しかも柔らかな若草色はやっぱり美味しそうです!
取っておけなそうですが、これはこの青葉じゃないとよさが出ないのでしょうね。
草遊びの本を持っています。棕櫚や藁を使うものも多く掲載されていて、いつか作ろうと思いつつ、ぜんぜん手付かずのまま3年が過ぎようとしています。これ、載っているかな?
↑ヤママユガですかね。糸を取ってヤママユ織りっていうのもあるらしいですよ。
toki-sappさん
返信削除草遊びの本というと、『作ろう草玩具』は、私も持っています。
地域地域で子どもたちが遊んでいた素材と形が、たぶん、一番ぴったりなのでしょうね。棕櫚とか、小麦わらとか、手に入りにくいので、なかなかつくってみる機会もありません。
ノカンゾウのお嫁さんは、すぐしおれて、はかないから、より、よかったりして。
素材と形、ぴったりでしたよ。