風に乗って軽やかに飛ぶ種が、熱帯の森にはたくさんあります。しかるべき時がきたら、はらはらと舞って行く種。その羽の軽やかなものほど、親木の近くではなくて、遠くまで飛ばないと生き残れない、ということでしょうか?
普通、ターミナリアの種はわりと羽が厚めですが、この種は、薄い薄い羽を持っています。形はターミナリアのもののようだけど、どうでしょうか?
羽の薄い種は特に、一莢にびっしりと入っているので、全部が発芽したら、えらいことになります。きっと、子孫を残していけるのは、ごくごく一握りの種だけなのでしょう。
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