午前二時、安らかな眠りを妨げる、リズミカルな音がします。
「またか」と明かりをつけてみると、キリムを畳んで置いてある定席に、名ハンタートラがいて、そのわきに小さな黒い物体が転がっています。
そーっとビニール袋を取りに行き、関心のないふりをしながら近づいて、さっとネズミを取ります。まだ、柔らかい感触にぞっとしながら片づけると、トラは「あれっ」と、少しだけきょろきょろしましたが、すぐに新しい獲物を探しに出かけてしまいました。
ネズミ、スズメ、モグラはお得意さま、ハト、仔ウサギ、テンなども、ときどきトラの餌食になります。一日3匹なんてこともあります。
朝起きて、何か踏んづけたので、めがねをかけてよく見ると、ネズミの頭だったり、肝だったりすることが、しょっちゅうです。
ゴミ箱に直行したネズミさん、朝起きてよく見ると、可愛い顔をしています。そして、丸々と太っています。いったい何を食べているのでしょう。納屋にはお米があるから、我が家は暮らしやすいのかもしれません。トラに襲われることさえなければ...。
こちら、
田崎太郎さんが最近つくった、ハダカデバネズミです。
田坂さんは、典型的な農家を借りて住んでいますから、どこからでもネズミが入り込んでいるに違いありません。我が家も、さすがに新しい母屋にはいませんが、仮小屋住まいの頃は、夜中にネズミが走る音がよく聞こえていました。
田坂さんは、アイデアがあふれていて、一生のうちにつくりきれないことを心配しているような人ですが、最近は、頭の中で、ハダカデバネズミが走り回っているのだそうです。
どんな気持ちなんでしょう。
ハダカデバネズミは、ぷくぷくに肥えているそうで、お腹は三段腹になっています。
すごいなぁ~!こりゃ本物のネコですね。
返信削除うちに前いたのはトコ。鳥ばかり獲るのでトコなんです。モグラを獲ったらモコ、鼠を捕るからネコなんですよ。(笑)
Shigeさん
返信削除我が家のト・モ・ネコは、追いかけまわす犬連れの客が泊まっていたので、一夜野宿し、自給生活も送っていましたが、やっと帰ってきました。
その反動か、今日は朝から妙にまとわりついています。