朝から雨が降っています。このあたりは、今日から梅雨に入りました。
雨が小降りの間は、二階のお手洗いにドアをつけるための、戸当たりをつくる作業していましたが、本降りになったので中断しました。
大型の電動工具類は、ビニールハウスづくりの作業場に置いてあるので、そこで作業するぶんには濡れませんが、材木置き場、作業場、母屋を行ったり来たりすると、あれこれ濡れて、やはり具合がよくありません。
そこで、先日拾ってきた大麦で、籠をつくってみました。
つくりはじめて気がついたのは、日本の中でも、私は麦文化圏で育たなかったので、これまで一度も麦わら細工はつくったことがない、ということでした。
籠をつくったのですが、麦わらと麦わらのつなぎ方が、なかなかうまくいきません。
「突き挿す方の麦わらを斜めに切って、少し噛んで、柔らかくしておく」、なんて、自分な りのこつを掴んだころには、最初に編んだ方に破綻がきていました。あちこち、つないだところが抜けてくるのです。特に、最初のところが...。
つなぐとき、深く挿すと、外側になったわらが破れるし、浅く挿しておくと、抜けてしまいます。
なんとか最後までつくりましたが、持ち手はつけられませんでした。
これが上から見たところ、四隅が決まっているように見えますが、もろいもろい。ちょっと触ると、抜けてしまいます。持ち手をつけたら、ばらばらになってしまいそうです。
でも、結構楽しみました。
麦の穂が残っているので、種を取り、この秋蒔いてみて、来年、再度挑戦してみたいと思います。
ヤマアジサイ
なんだか貝(恵比寿貝)ができそうですね~!
返信削除ツヤのある麦わら、キレイです。
Shigeさん
返信削除葉っぱの細工は鼻歌交じりでしたけれど、麦わら細工は難しかったです。
兵庫県の有馬温泉土産に、麦わら細工の指輪があって、今まで気にも留めなかったのですが、遅まきながら、そのみごとなできばえに感心しています。
「麦わら細工の指輪」で思いだしたのですが、私はここ3-4年、こちら(インドですけど)の年配の友人にもらったバブイ草(麦よりも細くて、たぶん丈夫で、光沢があります)で作った「腕輪」をしています。これが、丈夫で、長持ちしています。地元のサンタル族という人たちが作っています。一見見ると、ちょっと金の腕輪をしているみたいです。電車に乗るとけっこう何人かの女性から、それは何でできてるのか、とか、どこから買ったのか聞かれます。金より軽くて「草の腕輪」は、私は好きです。2つあるのですが、一つには繋ぎ目のところに木のビーズみたいのがはいっています。ちなみに、木の種のピアスもあります。でもバブイ草の「指輪」はさすがに見かけませんね、こちらでも。ということで、これをアイデアに次回は麦わらのアクセサリー類作成はどうでしょうか。もちろん、小さい貝のような籠も素敵です。
返信削除ポンチョさん
返信削除バブイ草って硬くて、形が崩れたりしないのですか?
タイの王族が奨励していて、みんなで持っている。目のつんだ籠も、バブイ草のようなもので編まれているのかなあ。
麦はもろいです。ヤシの葉の方が扱いやすそう。
麦わらの指輪は、おもちゃですが、一日はめっぱなしだと、壊れてしまうでしょうね。
その、はかないところがいいのかもしれませんが。
またまた失礼します。バブイ草の腕輪ですが、前に一つ壊れたものを見たら芯に細い針金がありました。だから、形は安定しています。やはり、編み方が上手なものは丈夫ですね。
返信削除ポンチョさん
返信削除アフリカの籠はほとんど材料が草です。でも、バブイ草より太いと思う。
一度、エチオピアで籠つくり教室を覗いたときに見ましたが、芝の穂の茎が長いみたいな草でした。
こちらでも、今ごろ草の穂がいっぱい出ていて、細工しやすそうな感じですが、問題はしなやかさでしょうね。
曲げるときに、ボキッと折れてしまうものだと使えません。
タイに、なんなのか、信じられないような細い材料があります。
一つだけ籠を持っているので今度、八郷の日々の方で、アップしてみますね。、