連休に、次男夫婦が遊びにきました。思い立って、ひたちなか港の魚市場に、安くて新鮮なお寿司を食べに出かけました。
お寿司を楽しんだあと、港から、さほど遠くないホームセンターにも寄りました。ひたちなかから阿字ヶ浦まで、しばらく海沿いの道を通ります。松葉杖生活の私は、海岸を歩くことなど思いもよらず、ただ、車窓から久し振りの海をながめているだけでした。
「阿字ヶ浦でちょっと海へ降りてみるか」とは、思いがけない夫の声。
では、私も行けるところまで行ってみようかと、波打ち際に向かって歩いてみました。砂浜に下りる坂道から、一苦労です。砂浜では、予想通り砂に松葉杖を取られて、たいした距離ではないのですが、休み休みにしか歩けませんでした。
波の高い砂浜には、いつもと違って大きな流木なども流れ着いていました。漂着物ラインもくっきり見えて、何かありそうな気配でしたが、なにしろ松葉杖の身ですから、波打ち際と駐車場との、最短距離を歩いただけで精一杯、どうにもなりませんでした。
でも足元で、プラスティックの球形の、直径5.5センチほどの浮きを見つけました。
珍しくもなんともないものかもしれませんが、カメラを持ってなかったし、初めて見つけたものだったので、拾って帰りました。
北のビーチコーマー、akihiko1998さんのアップしているプラ浮きと同じものでしょうか?黄色い紡錘形のプラ浮きも見つけましたが、そちらは半分に割れていたので、拾いませんでした。
「浙」の次の字は、擦り切れていて読めません。もしかしたら浙江省?中国製の浮きでしょうか?読めた文字は、「耐圧水深100米」、「浮力○克」と、数字でした。ん?中国でもメートルに「米」を使うのかな?
いつも、あまり漂着物のない阿字ヶ浦も、台風の後や、海水浴客が来ない季節なら、もしかしたら珍しいものも拾えるかもしれません。ちょっと期待の膨らむ一日でした。
あと拾ったのは、椿の実だけでした。
松葉杖でビーチコーミングされたのですか!すごいですねぇ~!!
返信削除このプラスチック製貫通浮き、言われるように中国浙江省のものですね。浙江省は海に面した場所で漁業が盛んです。そんなわけで浮きなどを作る工場もたくさんあります。中国でもメートルを米で表現しますね。
SHigeさん
返信削除ありがとうございました。
知りませんでした。中国でもメートルが「米」だったなんて。また賢くなりました。
地図で浙江省を見ましたら、上海のすぐ南でしたから、プラ浮きは、北東方面に、わりと一直線に来たんですね。
写真に撮ったら捨てようかと思っていましたが、記念にとっておきます。
松葉杖はやっぱりきつかったです。今朝は、ちょっと筋肉痛でした。
中国の浙江省は臨海地域なので、海に関するさまざまな産業があります。
返信削除漁具関連の工場なども多くあり、さまざまな浮きなどが作られています。
こうしたプラ浮きなどに銘があると、作った場所が分ってうれしいですね。
ただ、こうした浮きなどは浙江省だけで使われる物ではありません。そして漁船も広い海域で漁をするため、製造元は特定できても、流出元はライターのように明らかにならないのが残念なところです。
太平洋側で韓国の浮きが拾えるのには、こんな理由があります。
Shigeさん
返信削除そうでしたね。まさか、つくられた工場から、一直線に流れてくるなんて、バカなことはありませんものね。
足が治ったら、まず波崎に遠征してみます。台風シーズンだし...。
なんて、台風を楽しみに待っては不謹慎ですね。
わたしが先日アップしたものとは違いますね。わたしの浮きはたぶん韓国製?ではないかと思ってます。赤浮きと白浮きを同じ日に拾うこともありました。
返信削除akihiko1998さん
返信削除えっ、違っていたのですか。
てっきり同じものだと思っていました。
次は、ガラスの浮きを見つけます!なんて、宣言すれば見つかるものではありませんが。