蘆花記念公園の山を登ると、頂上に逗子市の郷土資料館があります。
街から近いのに、喧騒を離れた別世界で、心の和むところです。
市内の遺跡出土品や、化石、昔の道具、逗子ゆかりの文学資料などが展示してありますが、ショーケースの中に、一掴みずつの貝殻が、二種類だけ展示してありました。
小さな白い貝で、「ナミノコ」、「フジノハナガイ」と、キャプションがついていて、拾った人の名前も書いてあったのですが、何故、その二種類が置いてあるかという説明は、ありませんでした。
もしかしたら、逗子の浜を代表する貝なのでしょうか。確かに浜には、小さな貝がたくさん落ちていました。
これは、ナミノコガイでしょうか。
持って帰った小さな白い貝の中で、ナミノコガイらしいのはこれだけでした。
フジノハナガイの方は、見つけられませんでした。
その代わり、たくさん落ちていたのが、クチベニガイでした。ふちの周りが、可愛い紅色の貝です。
逗子の浜では、クチベニガイの方がありふれている感じがしました。
それにしても、何故、ナミノコガイ、フジノハナガイだけ展示してあったのでしょうか。たずねてみればよかった。
真ん中の写真は三角形をしたフジノハナガイに見えます。ナミノコガイは3センチ弱、フジノハナガイはその半分ほどです。
返信削除フジにハナガイもナミノコガイも、どちらも波遊びといって、波乗りをして浜の移動をすることがあるからです。
Shigeさん
返信削除ありがとうございます。
私も実はこれがフジノハナガイではないかと思いつつも、郷土資料館の展示品で先入観があったので、間違えてしまいました。
展示品は、フジノコガイよりナミノコが小さくて、しかもどちらも白い貝でした。図鑑を見ながら、「おかしいなあ」と思っていたところでした。