2011年4月11日月曜日



我が家の周りには、雉がたくさんいます。
一昨日も、道を歩いて渡っていた雉が、車が来て危険だと一旦引き返し、再び歩いて渡ろうとしているのを見ました。反対方向から来た車に轢かれそうになりましたが、直前に飛び上がって無事だったので、胸をなでおろしたばかりでした。




今朝、居間のガラス窓の前に犬がいました。
どうも猫と遊んでいるのではなさそう、目を凝らして見ると、犬の鼻先になにかあります。オスの雉でした。




何が起こったのでしょう。
歩くのが得意な雉がガラスにぶつかるはずがありません。左胸にちょっと傷がありましたから、猫にやられたのかもしれません。かわいそうなことをしました。

祖父母と一緒に暮らしていた小さいころ、知り合いの猟師さんがよく、捕まえたばかりの雉やうさぎを持ってきました。食糧難の時代でしたが、祖母はいつも固辞していただきませんでした。

ここでも、雉撃ちの猟師さんが、家の周りをうろうろしていたこともありましたが、最近来なくなって、ほっとしていたところでした。
「雉も鳴かずば撃たれまい」ということわざがありますが、雉はよく鳴き続けることがあります。そのたびに、襲われはしまいかとはらはらしていましたが、身体が大きいし、人家の近くに棲むなら、それなりの知恵と覚悟も持っているのではないかとも思っていました。

しかし、この雉はちょっと油断しすぎたようでした。
まだぬくもりがありましたが、咲きはじめた桃の木の根元に埋めてやりました。




4 件のコメント:

  1. 立派な雄雉ですね。
    オレなら、きっと雉鍋でしょう。

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  2. 余震続いていますが、春さんのあたりはよく揺れてるんじゃないですか?
    大丈夫でいらっしゃいますか?

    それにしても、なんとも美しく痛ましい・・・
    キジは岩手の県鳥なので、私がまだ実家にいた高校生くらいまでは、家の裏とか、いたるところにいました。
    ハーレムを作るんじゃなかったかな?
    裏山を歩いていると雌ばかりの群れがバーッと飛び立ったりして。
    昔から地震が多い地なので、キジが「ケーンケーン!」と鳴いたら「地震来るぞ~」みたいな。
    でもそんなキジもずいぶん宅地化で減りました。地震予報してくれたらもっと被害も減ったのに。。。

    個人的にはヤマドリの羽根の方が好みです。

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  3. Shigeさん
    あはは。
    いつも近くにいるので、家族みたいな気がして、ちょっと食べられません。
    もっとも、雉の方は、私たちを家族と見てなくて、侵入者と思っているかもしれませんが。

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  4. toki-sappさん
    余震は、毎日続いています。
    昨日の震度5弱も、震源地が浅かったとかで、余震の余震が夜じゅう続いて、うんざりです。
    今日も震度5弱がもう2回きました。

    雉ってハーレムをつくっていましたっけ?けっこうメスが子育てして、オスが食べ物運んで、つがいで仲良くしているように、見えますが。今日は別のところへ行っていましたが、やはり雉が鳴いていました。
    地震予知といえば、地震の前日我が家の井戸水が出ませんでした。関係あったかどうか、地震のあと、濁った水が出ました。

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