2012年1月28日土曜日

芙蓉

母が、何度か芙蓉の種をくれました。
そのたびに、ぱらっと蒔いておくのですが、たいてい刈ってしまいます。

稚木のときに、芙蓉にそっくりの草や木があります。
「芙蓉かな」
と残しておいたら草に育ってがっかり、を重ねて、芙蓉らしき葉っぱを見ても、自分で蒔いたことを忘れて、ついつい刈ってしまうのです。
  1.  
割と大きくなってから見つけた、芙蓉らしき株、
「草じゃないの?」
と疑いのまなざしで見ていましたが、
「まあ、いつでも刈れるわ」
と残しておいたら、本当の芙蓉でした。
やっと、芙蓉として大きくなることができたのでした。


ありきたりの芙蓉ですが、昨秋も母が、
「芙蓉の種を持っていく?」
と聞きます。採らなくてもいいのに種を採って、さて植えるところもないしと困っているのです。

一応、母がくれるというものは、拒まないでもらいます。中には、
「燃やして」
と言われた、母の幼いころのアルバムや手紙、ご先祖のお位牌までありました。

また、種箱に芙蓉の種が、しかも「芙蓉園」ができるくらい入っています。

2 件のコメント:

  1. 春さん
    こう呼び掛けると春が来そうで・・・

    可愛いですね!
    種箱なるものインテリアの飾りになりそうでしたね。
    この芙蓉の種は活けたことがあります。
    信号待ちの時に少し貰って来ましょう、そして蒔いてみます。
    雑草ノウト1,2を借りました。
    綺麗な絵が付いて楽しいです。

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  2. hirugaoさん
    芙蓉は、よく見るとかわいいですね!インテリアにすると、埃が積もりそうですが(笑)。
    見慣れた草ばかりですが、『雑草ノオト』楽しいでしょう?もし熱帯の花の本も見たかったら、『インド花綴り』『続・インド花綴り』も、素敵な本です。

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