JAの直売所から帰っていたら、道が黒くなっていました。
八郷には養蚕をしていたころの名残が、ところどころ、道のわきなどにあります。もう、土地利用度も高くないので、空地で生き延びた桑の木たちは、隙を見て大きくなろうとしています。
桑の実は、誰にも拾われないでしょう。よし、拾っていくか。
鈴なりの実の収穫は軽いものとみましたが、なかなか手ごわい。
手は染まるし、べとつくし。
触っただけで落ちる実も多いし、カメムシを蹴散らさなくてはならないし。
やっと集めたのが、たったの280グラム。やれやれ。
ジャムは2ビンくらいはできるでしょうか?
昨年、友人がイベントで桑の実のジャムを売り出したいとかで、価格設定の相談を受けたことがあります。
そのときは、
「650円は高いよ。せいぜい550円かなぁ」
というのが私の意見でしたが、自分でつくって売るとなると、どうでしょう?
実を集めるのは結構な、本当に結構なばあちゃん仕事です。
さて、我が家の桑はと見ると、今年も病気のようです。なぜ?
実が途中までは元気よく育つのに、だんだん白っぽくなり、透明感が失われていきます。
今ある、道路拡張のため抜かれたのを貰ってきた桑の先代、もっと大きな粒の実が生っていた西洋桑の木も、三年目ぐらいから病気が出て、全く収穫できなくなったので切り倒してしまいました。
今ある桑の木も切り倒すか、それとも葉を乾燥して、粉にして食べるために残しておくのか、思案のしどころです。
追伸:
ジャムは小さいのが1ビン強しかできませんでした。おまけに、へたを取らないでつくってみたので、食べるたびに引っかかって邪魔くさく、やはり手を抜いてはいけないという教訓を得ました。
こうした小さな実からジャムを作るのって大変ですよね。
返信削除昔は乗鞍岳山麓へクロマメノキを採りに行き、それでジャムを作ったこともありましたが、夢中でブッシュの奥に入ると、カモシカも夢中でベリーを食っていました。お互いに驚き、オレは熊かと腰を抜かし、カモシカも驚いたことでしょう。
Shigeさん
返信削除クロマメノキって、とってもおいしそうですね。ジャムをつくって食べてみたい気持ちがします。
Shigeさんもカモシカも両方が熊だと思った状況を目に浮かべると、他人ごとでもドキッとします。お互い気をつけているようで夢中だったのでしょう。
桑はもう一度採りに行こうかどうか思案中です。こうゆうのって一人より、連れがあるとずっと楽しく摘めるのですけれど。
我が家の桑の木も同じような病気になり2年収穫できませんでしたが、肥料もせずほったらかしたままにしていたのが良かったのか、今年はたくさん収穫できて久しぶりに桑の実ケーキを何度か焼きました。桑の実はジャムよりヨーグルトソースに使います。ケーキは好評なので、毎年この時期はお土産はにします。春さんのお家の桑の木も復活するかもしれませんね。
返信削除mmerianさん
返信削除そうですか。復活しますか。切り倒した西洋桑はいつ復活するかと4年くらい様子を見ていましたがだめで、仮作業所の移転に伴い、移植してやらずに切りました。あれは実が大きくて集めるのに、はかどったのですが。
もちろん、我が家は木も野菜も無肥料です。ただの手抜きで威張れませんが(笑)。そのため、ナスなどの肥料喰いは、収穫が少々です。
実がおかしいのは、風通しの問題かなと考えたりしています。我が家は防風林に囲まれているし、風の通り道でもないので、無風の日が多いです。
ジャムと書きましたが、私がつくるのもヨーグルトソースのようなものです。
今度、ケーキをつくってみます。トッピングではなくて、混ぜ込むのでしょうか?
バター80g,ハチミツ60cc、卵2個、ヨーグルト60cc、塩少々、小麦粉210g、重そう小さじ2/1、クルミ、桑の実ジャムをお好みで混ぜ合わせて天板に流し込み、180℃のオーブンで25分焼きます。
返信削除とても簡単です。
リンゴや干しブドウ、手作りママレード等何入れても美味しいです(^^)
mmerianさん
返信削除ありがとう。早速試してみます♪