2012年11月5日月曜日

杉の子


集合時間に、集落センターに行くと、たくさんの人が集まっていました。
土曜日の「歩く会」のときのことです。


選んだ道が良かったのか、車も通らず、参加した子どもたちはのびのびと、前へ後ろへと走り回っていました。
最初の休憩地点は、佐久の大杉、樹齢1300年の木です。


ところが、杉の木に雷が落ちていて、木は途中から折れています。
誰もてっぺんまで伸びた杉の木を見たことがないというのですから、雷はずいぶん前に落ちたようです。
大杉は、15年ほど前から衰えが目立つようになっていましたが、保存会や樹木医の努力で、だんだん回復してきたそうです。


ちょっと離れたところに、こぼれ種から生えたばかりの杉の苗があって、ちょうど陽の光が当たっていました。
千年も生きられるといいけれど、生えている場所が場所ですから、すぐ引っこ抜かれたり、踏みつけられたりしてしまうかもしれません。


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