2013年10月20日日曜日

くずぶどうのジャム


怪我した日、9月24日にいただいてきた、くずぶどうです。確か7キロぐらいありました。
入院した日はそれどころではなかったのですが、次の日だったか、次の次の日だったかに思い出して、夫にジャムをつくってくれるよう頼みました。なにせ、台所のシンクに、でんと陣取っているはずでしたから。
つくり方を教えましたが、その次の日、
「煮たけれど、ちっとも固まらないよ」
「皮も一緒に煮た?」
「そんな面倒なことができるかい」
「じゃぁ、冷凍しておいてよ」
冷凍するという単純なことを思いつくまでに、何日もかかってしまいました。もともと落ちて売りものにならないくずぶどうですから、すでに傷んでいるものも混じっていたのですが。


退院後一週間経って、やっと冷凍庫の邪魔ものであるぶどうを片づけようという元気が出てきて、冷凍庫から出してみました。
しかし待てよ、こんなには無理、半分は冷凍庫に戻しました。


コルセットに圧迫され、長時間座っているのは苦しいので、何度か中断しながら皮をむき、種を取りました。
皮をさらしの袋に入れて、実と一緒に煮るのは面倒なので、皮には出たジュースを少々加え、それだけで煮て、色だしすることにしました。
途中までは捨てていた種も、ペクチンだからと、皮の鍋に一緒に入れました。


皮を煮ること15分、ペクチンジュースができました。


それを、ぶどうの実の方に入れると、もうきれいなぶどう色です。


あとは、ぶどうの正味の30%の砂糖を加え、ひたすら煮ます。途中、ペクチンが足りないことも考えて、レモンの搾り汁一個分も加えました。


とろんとしてきて、出来上がりです。
ずいぶんに詰めたので、少ししかできませんでした。
 



2 件のコメント:

  1. ずいぶん手間がかかる分、美味しそうですね。
    くずぶどうはいつも、お砂糖と煮て濾して、葡萄ジュースにしていました。来年はジャム作りも試してみようと思います。

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  2. mmerianさん
    皮をさらしの袋に入れて一緒に煮たりすることを思えば、そう手間ではないです。ぶどうからはよい天然酵母もとれるので、やってみたい気もしますがそうしたらパンを作らなくっちゃ。もう30年もつくっていないので、かなり億劫です。安くてよいホームベーカリーもあるようですが、無駄なものはよく買うくせに、電気製品となると、引いてしまいます(笑)。
    まあ、まだ冷凍庫に残っているので、何にするか考えます。

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