筑波山周辺の山麓にしか栽培できない、ふくれみかんです。
我が家の木は植えて七、八年、今年はずいぶん実がつきました。
みかん栽培の北限であるこのあたり、温州みかんもふくれみかんも平地や盆地の底には育たず、ちょっと小高くなっている場所に育ちます。
我が家は標高わずか90メートルですが、盆地の底と比べると暖かです。まだ霜が降りていません。盆地の底地にはとっくに霜が降り、こまつさんの畑のジンジャーは枯れ色になっていますが、我が家のジンジャーはまだ青々としています。
たった10メートルほどでも、ずいぶん温度差があります。
ふくれみかんは、食べるためにも栽培されていますが、おもには皮を乾燥させ、七味トウガラシに入れるために栽培されています。
試しに少しも採って、食べてみました。
小さいし、種があって面倒ですが、味は十分甘くなっていました。
温州みかんと比べるとこの小ささです。
小さな鏡餅には、ふくれみかんがよく似合います。
七味唐辛子の陳皮は、これから作られるのね~!!
返信削除Shigeさん
返信削除そうなんです。木からもいだだけでいい匂いがしますし、むいて食べるとき、手にもいい香りがつきます。
地味だけれど素敵なみかんです。