犬のうなぎの左目の下がぷっくり腫れているのを見つけ、K先生に診ていただきました。
「虫歯ですよ」
犬の歯を磨いてやる人もいるようですが、そこまでは手が届きません。
即、半日入院して麻酔して歯を抜くことになりました。
うなぎはこれまで病気知らず、ついつい気がつかず、かわいそうなことをしました。
かつて、うなぎの母犬のアルシの口が臭くて、虫歯を抜いていただいたことがありました。
口臭はピタッと止まりましたが、犬は納得して歯の治療をするわけではないので、全身麻酔していただいて、一度に十本くらい抜きました。
そのアルシの抜いた歯を、一年かそれ以上土に埋めておいたのを掘り出し、漂白してとってあります。
今回、うなぎの歯は土に埋めないで、いきなり漂白剤に入れてみました。
左がアルシの歯、右がうなぎの歯です。
比べてみると、アルシの歯の方がまだ虫歯にやられていません。つやつやした部分が多く残っています。うなぎは歯が痛んだ日も多かっただろうにと、かわいそうでした。 犬も猫も辛抱強いことです。
上がアルシの歯、下がうなぎの歯です。
うなぎの方が身体が小さく、その分歯も小さめです。猫は、体重は犬たちと同じくらいですが、歯はもっと小さく、胡麻粒くらいです。
こんなにたくさんの歯を抜いても、人と違って犬の表情は変わりません。
食べるのも、リンゴくらいは噛んで食べますが、あとはだいたいまる飲みしてしまうので、そう不自由はなさそうです。
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