益子の古道具屋の「内町工場」には、いつもおもしろいものが、多すぎず、少なすぎず、隅から隅まで見られるように置いてあります。
いったいいつ仕入れているのか、行くとお店はたいてい開いていて、いつも同じ男性が静かに店番をしています。
この、小さな管が絶縁材だということは、一目見てわかりましたが、いったいどんなふうに使ったのでしょう。
廃業していた電気屋さんから、出てきたそうです。
この日はサンゴを買いに行って、ついでに乳棒のない乳鉢と、絶縁材20個をレジに持って行きました。
「乳鉢は500円だけどいいですか?」
「はい、いいです」
「中のものはおまけにしておきます」
いいのかなぁ、お言葉に甘えて。
絶縁材は、比較的厚いものが白い色、薄いものが赤い色になっていました。
絶縁仲間たちです。
おはようございます。
返信削除絶縁材まで買って集めてるってすごいですね…。「春」さんのお宅は博物館…!?
確かに電信柱の上の方についている磁器の碍子ってしみじみ見てみると感動するような感じなんですが…。
廃業した電気屋さんの絶縁材を売っている店(!)というのもすごいですが…。
いつも驚きをもって、興味深くブログを読ませていただいております。本年もどうぞよろしくお願いします。
karatさん
返信削除お恥ずかしい限りです^^;。
碍子を好きな人って結構いませんか?(笑)
あの鋼線を、絶対電流が伝わらないように、途中ではさんで絶縁する写真の上の段の真ん中のものなんて、本当によくできています。ホームセンターで見つけた時はにんまりしました。碍子はやはり昔に、同じ古道具屋さんで見つけたものあり、浜辺で拾ったものありです。下の段の真ん中の浜辺で拾ったものは、波に洗われてすっかり磨られていて、いい感じです。
もっと大きい、高圧線の鉄塔についている絶縁材とか、クズが上らないようにボウルを伏せた形で鋼線の途中についているものとか、電信柱関係のものは大好きです(笑)。
こちらこそ、今年もよろしくおつき合い、お願いします。