母から、いつも読み終わった月刊誌が回されてきます。
一緒に住んでいる妹は読まない、私もほとんど読まない、母だけが面白がって読んでいる雑誌です。
寝る前に読むものがなくなって、母から回って来た雑誌を手に取ったら、厚手の広告の紙で折った大きなものがどさりと落ちました。
手元に置いてくずを入れる箱です。
以前、母が我が家に来たときに、一緒に妹のもんぺを縫うことになりました。
そこで、母の裁縫姿を見たのですが、いつも糸くずなどを入れるために、紙で折った箱を手元に置いていました。真似しようと思いながらも、いつも忘れて、いまだにミシンがけの時は、切った糸や端布をそこいらに散らかして、あとでまとめて片づけている私です。
そのとき、母が家から持って来たのは、この形の箱でした。
「どうして、違う形の箱をつくることにしたんだろう?」
広げてみて納得です。
この箱なら、わざわざ正方形に切らなくても、つくれるのです。
しかも折り方も、超簡単!
母は今、車いす生活ですから、このくず箱はきっといつも身近に置いて、重宝しているのでしょう。
手元に厚手の紙がなかったので、二つ折りになった薄い広告の紙を、二枚重ねのままで折ってみました。
まぁ、使えないわけじゃないけれど、全然きれいな形になりません。
やっぱり母がやっていたように、厚手の紙を見つけたら折っておき、本などにはさんでしっかり折り目をつけておいた方が、気持ちよく使えそうでした。
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