2016年2月29日月曜日

ニッパヤシで包装


『PALASPAS-フィリピンのヤシの葉細工』を書いたエルマーが昨日、facebookにUPしていた写真です。
エルマーのfbは、生活のためにつくった籠や敷物など、その地に暮らす人々の知恵がいっぱい詰まった道具を紹介しているので、いつも興味津々です。

これは、一目で塩が入っているとわかりました。
でも、包んでいる葉っぱは何でしょう?
塩をつくるのだから海岸近くです。パンダナス(アダン)か、あるいはココヤシの葉っぱではないかと想像しましたが、わかりませんでした。
fbのよいところは、すぐ質問できるところ、質問してみました。


そうしたら、ニッパヤシでした。
素敵な写真まで送ってくれて、私の古い、紙焼き写真を複写したものと比べると、格段の美しさです。

ニッパヤシは海岸と言うより、川の河口、真水と潮水の混じる汽水域に生えます。フィリピンでは河口はおろか、大きな川も見たことがなかったので、ニッパは私の中では抜け落ちていました。
フィリピンで見た川は、石ころだらけと言うか、大きな石しか転がっていないような、山岳地帯の川ばかりでした。


ニッパヤシからは砂糖も採れますが、砂糖も塩も包んでしまうなんて、なんて素敵な葉っぱでしょう!
そして、なんておいしそうな塩でしょう!





2016年2月28日日曜日

多摩寒葵

mmerianさんのブログによると、宮崎ではパンダカンアオイが花を咲かせているそうです。
我が家のタマカンアオイはどうなっているか、見てみました。


十五年ほど前に、母が持ってきてくれたもので、もともとは多摩に住む母の叔母が育てていたものです。
一時は葉が生い茂っていたのに、まばらで、しかも色もよくありません。


斑点も見えるので、病気にかかっているようです。
 

それでも、花が咲いていました。


そして、つぼみもかなりたくさんついています。
 

サツキがタマカンアオイの上を覆ってしまったので、移植すべきかどうか迷います。
ちょっとだけ、自分で広がればサツキが覆っていない場所もあるのですが、この数年、タマカンアオイは一向にそちらに移動しようとはしていません。


株分けした方の葉は、そう茂ってはいませんが、元株に比べると健康そうです。
 

こちらも、よく見ると目立たない花が咲いています。
元株の花が濃い紫色なのに比べると、茶色がかっています。
どんな環境がタマカンアオイにとって最善なのか、なかなかつかめません。







2016年2月27日土曜日

大根三昧


Sくんが大根を持ってきてくれました。
赤大根、紫大根、そして白い大根です。


紫大根はざくざく切って密封できるビニール袋に入れて、砂糖と塩と酢を加え、ときどきひっくり返したりしながら、明日まで置きます。
 

固まっていた砂糖も次第に溶けていきます。


赤大根はすぐに食べるので薄切りにします。


やはりビニール袋に入れて、出来合いのすし酢をくわえました。


白い大根は圧力鍋で茹でます。


柔らかくなった大根、人参に豚肉を加え、しらたきも加えて、みりんと醤油で味つけします。


Sくんの大根、KMさんの人参、Mさんの豚肉、Uさんのお醤油がお鍋の中で混じり合って、いいお味になりました。
漬物は、水が上がってくる明日には、保存容器に移します。紫大根も赤大根も、今は中が白く、皮に色がついていますが、そのうち全部が薄紅色になります。
薄切りの赤大根も美味でした。





2016年2月26日金曜日

水仙


年が変わるまで暖冬と言われていて、12月のうちに水仙が咲いていたところもあったようです。
でも我が家の水仙は順当か、やっと咲きました。
 

陽だまりの水仙です。
でも、ちょっと寒そう。


他の場所はどう?
やっと目を出したばかりですが、つぼみも見えています。







2016年2月23日火曜日

マンサク


去年も同じことを言っていた気がするけれど、気がつけばマンサクが満開です。
 

マンサクの花はいつ見てもおもしろい。


砂糖菓子でできているような気がします。


我が家の木では一番、次は紅梅でしょうか。








2016年2月21日日曜日


今年は梅の開花が早かったそうです。
昨日は水戸偕楽園の梅まつりの初日でしたが、もう満開だと伝えられていました。


骨董市が開かれる、岩間の「栗の家」の梅も、満開をちょっとすぎたところでした。


「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言いますが、一度枝を落とすと、木という木は生き延びようとして枝を伸ばしすぎるので、剪定し続けなくてはならなくなると、植木屋さんは言います。
 

でも、まっすぐ太い枝を天に向かってつんつん伸ばしても、数年経つと梅も自分で形がうまく取れるようになる気がします。
我が家の近くでも、放棄された梅林がたくさんあって、最初はあばれていますが、下草さえ刈ってやっていると、数年経つと、落ち着きます。

栗の家の庭木は、昔ほど手入れがいき届いていませんが、それも風情があります。


梅は、低く横広がりに刈りこまれている木も好き、放置されてのびのびしている木も好きです。







2016年2月19日金曜日

サシガメ


台所で、コップを洗って、水切り板に乗せようとしたら、虫がいます。
すわ、カマドウマ!
手を振りあげてから見たら、違います。
サシガメのようです。
  

カマドウマやゴキブリなら躊躇なく叩き潰すのに、無駄な殺生ならじと、サシガメを外に逃がします。
しかし、この態度の違いはどこから来るのか、単にカマドウマやゴキブリとは数が違うだけの気もします。
このあと、戸袋の中にカマドウマを見つけ、荷造りテープで捕縛しました。






2016年2月18日木曜日

氷模様


自動車のフロントガラスに氷が張っています。


べっとり白くなくて、飛び模様になっているのは、少し気温が緩んだせい?








2016年2月17日水曜日

紫鷺苔

あまり、動き回る植物はなかなか好きになれません。
ところが、ムラサキサギゴケは動き回るのに、いつまでも嫌いになりません。
最初、建具屋さんでいただいたのは移動して消え、花木センターで買ったのも消え、やぐちさんにいただいたのだけが、移動しながらも生き残っています。
もっとも、やぐちさんには大量の株を、数年にわたって三回もいただきました。

ムラサキサギゴケにとって、一等地と思われるところに植えたのは、飛び石を置いて踏まないようにして、草も頻繁に抜いていたのに、やっぱり三、四年経って、消えてしまいました。


わずかに、よく踏む、雑草が茂りやすいところに勝手に移動したのがかろうじて生き残っていて、何を思ったのか、二月だというのに咲いています。
 

やぐちさんも、建具屋さんも、
「強い草ですよ」
というのですが、どうして相性が悪いのでしょう?


しかも必ず踏まれるところで、なにも今頃花を咲かせてみることはないと思います。


越冬はしたものの、春になったら消える気でしょうか?
ちょっと心配なムラサキサギゴケでした。





2016年2月12日金曜日

明日に向かって

長い間、UPできていませんでした。
身の回りに目がいかないくらいの、目まぐるしい半月でした。


花に水遣りさえ滞る日々でしたが、先をちょん切って詰めてしまったグリーンドラムが、つぼみを持ちました。


シクラメンも、しょっちゅう干上がってしまいそうになりながらも、けなげに蕾をつけています。






2016年2月5日金曜日

うっかりしたなぁ


カマキリは、私の夏中のよき友です。
ときおり、からかって楽しみます。小さいカマキリはどれも急いで逃げて遊んでくれませんが、大きく育って動きが鈍くなったカマキリはじっと動かず、からかいがいがあります。
しかし、おバカなカマキリもいたものです。コンテナの脇に卵を産みつけています。


カマキリの卵はしっかりしていると言え、私がちょっと乱暴に扱ったら、せっかく死ぬ思いで産んだ卵がふいになります。


しかし今朝、もっとおバカなカマキリを発見しました。
コンテナの底に卵を産みつけています。
 

棟上げの前に、仮木工室などいろいろ片づけて、開いたコンテナを積み上げたのは、そう前のことではありません。暮れだったと思います。
そんなころまで卵を産まなかった、うっかりもののカマキリのお母さん。しかも生んだ場所は最低です。
私は使わないようにするけれど、コンテナが必要になって、ばんばん使いはじめたら、何が起こるかわかりません。





2016年2月4日木曜日

オオイヌノフグリ

働いても汗ばまない寒い日もありましたが、このところ寒波もちょっとお休み、朝は霜が降りて冷たいけれど、風がないのであっという間に身体はぽかぽかしてきます。

毎日外仕事をして気がついたのは、我が家にはスズメがいないこと。坂を下りて、ちよさんの家のあたりにはいっぱいいるのに、我が家にいるのは、キビタキとかヤマガラのような、山の鳥です。
キビを栽培していたころは、スズメは来ていたのに、はざを立てて、稲を干していたときも来ていたのに、もう「ここは里ではない」と、見限ったようです。


まだ冬なのに、ちょっとした陽だまりには丈の低いオオイヌノフグリが咲いています。


「あんたたち、元気ねぇ」
 

霜などまったく気にしないようです。






2016年2月2日火曜日

まんさく


春が来たら、「まんず咲く」というマンサク、なぁんだまだ堅い蕾です。
 

それでも、ほころび始めた蕾もあります。


春遠からじかな?


おっ、花びらをちょっとだけのぞかせたものもありました。
今朝も冷えたけれど、確実に春に向かっています。