なくてナナフシ

小鳥が、種を蒔き散らかしているのか、そこここに山椒が芽を出しています。
しかも、大きく育って実が生っているのもあるという話をしたら、Kさんにうらやましがられて、苗をお分けすることにしていました。

渡す日の前日から段ボール箱に入れて外に置いておいたものを、車に積もうと持ち上げたら、枯れ草がついてきました。
なんだ、なんだと、つまんで捨てようとよく見たら、枯れ草ではなくて、ナナフシでした。
 

わりと大きなやつです。
 

しかし、いつ見てもナナフシは、わけのわからない顔をしています。
段ボール箱から引っぺがそうとすると、いよいよ脚に力を入れてつかまるので、小さな熊手を持ってきてすくい取りました。

靴脱ぎ石の上に置くと、保護色に近いと察知したのか、さっそく死んだふりをします。
いくら死んだふりをしても、見えているのに．．．．．。
動かないナナフシを残して、あれこれして、５分ばかり後に見たら消えていました。以外に素早く行動もできるようでした。