2016年9月5日月曜日

山葡萄


夫が邪魔になるコナラを伐ったら、思ったより高くて、木の先端がうずら豆のフレームとネットにかかってしまいました。
「わっ、たいへん」
支柱が重みで曲がってしまったので、早く取り除いて、うずら豆を救出しなくてはなりません。
ところが、どうにもぐちゃぐちゃで、なかなか取り除けない。なんとコナラに山葡萄が登って、山葡萄だらけになっていたのです。
全然知りませんでした。

寒い地方では山葡萄の蔓を採集して籠を編みますが、このあたりではそんな伝統はないようです。品質が違うのでしょう。
とりあえず、燃やすものの中から山葡萄をの蔓を取り分けていましたが、そんな悠長なことはしていられなくて、大半は燃やしてしまいました。


ネットで、山葡萄の蔓から樹皮の採り出し方を見たら、なんと、一年のうち、樹皮がうまく採れるのはたったの一週間ほどでした。動画を見ると、まず鬼皮を取り除いて、それから内皮を割れないようにはがしています。

やってみました。
鬼皮がはがれません。それならと鬼皮つきのままはがすと何とか採れますが、枝などの処理をきちんとしていないので、枝で引っかかります。
「だめだ、こりゃぁ」
大工仕事の合間に葡萄蔓の籠を編むなんて、夢の夢でした。








2 件のコメント:

  1. 山葡萄に実はついていたのでしょうかね?
    山葡萄の表面にはよい酵母がつきます。
    これを培養すると、うまいパンの焼ける酵母ができます。
    もちろん、ワインも!(笑)

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  2. Shigeさん
    実は少しだけついていましたが、まだ熟れていませんでした。
    まだまだ片づけを続けているのですが、あれから何本か山葡萄の根元のところを見つけました。いろんなものを置いたり、木が生い茂ったりしていたので、しかも蔓は上の方に上っていたので、全然気がつかなかったのです。蔓を採集する人も高いところに上らなくてはならず、大変らしいですね。いい具合に棚とか作れるといいのですが、余裕がなくて(笑)。

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