作業棟の前の通路になにか白いものが落ちているのが、目の片隅に入りました。
「えっ、ペン?」
近づいてみたら、ばかなカマキリの母が、卵を産んでいました。
「そんなところで、産んでどうするのよ!」
間に合わなかったのでしょうか?それにしても、こんな間抜けの母カマキリは見たことがありません。
ここは通路、軽トラックは通るし、人も歩きます。
母カマキリは死んだように動かないのですが、カメラを通してみたら、ちゃんと目線がこちらに向いていました。
「邪魔しないで」
邪魔はしないけれど、せっかくの卵、絶対期待ができません。
カマキリのことを忘れたころ、夫が軽トラックでここを通りました。
思い出して見に行くと、お母さんは去ったあと、でも卵はぺしゃんこにつぶれていました。
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