月に二回骨董市の開かれる「栗の家」は、街道に沿って植えた、立派なメタセコイアの並木越しに、移築した古民家の見え隠れする、素敵な空間でした。
しかし、ご当主が年取り、管理が難しくなったと街道沿いの木をほとんど切ってしまわれてから、裸になってしまったようで、ちょっと寂しくなりました。
それでも、道路から奥まったところには、何本かまだメタセコイアが残されています。
常々、日本の里の風景にはメタセコイアは似合わないと思っているのですが、それでも、他の木との組み合わせや、何本か固まって植えることによって、風景に溶け込んで見えることもあります。
そのメタセコイアの落ち葉の絨毯です。
落ち葉の美しい絨毯と言えば、なんといってもカエデやイチョウです。
「栗の家」にはイチョウの木もあります。
銀杏の葉の絨毯は豪華です。
ただ、これを集めてしまわなくてはいけないとなると、一仕事です。
我が家のコブシの木、昨年はカビ病が出ましたが、落ち葉をせっせと掃き集めて燃やしたら、今年の夏は、病気は出ませんでした。
トチの木やコブシは、冬が寒くなくなったので、カビが落ち葉の中で越冬するらしいのですが、イチョウやメタセコイアは強そうです。と言っても、銀杏栽培のイチョウ畑では、落ち葉をきれいにさらっているので、さらうことの意味というのがあるのかもしれません。
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