近くのご住職夫妻に、
「近所に栽培農家があるので切ってもらった」
と、チューリップをいただきました。
わぁ、部屋の中に春が広がりました。
学生時代に、とてもそうは見えないのにチューリップの大好きな同級生がいました。春になるとチューリップの話をしているし、結婚して家を建てたら(彼も自分で建てた)、庭にチューリップを植えていました。
「ふ~ん」
と聞きながらも、ミスマッチ感をぬぐえませんでしたが、どうも小さい頃に、毎年チューリップを育てていたらしいのです。
その彼とは、今でも朴訥さを残している
川崎毅さんです。
チューリップと言えば、彼と、岡林信康の「チューリップのアップリケ」を思い出してしまう私、チューリップをこんなにたくさんいただいたのは、長い人生で初めてのことです。
少し開きはじめています。
チューリップ素敵ですね。あと川崎毅さんの蓋物も!陶器なのですか?他の作品などもちらっと見ましたが、彫刻っぽくて、焼き物なんて信じられません。ところで筐は「カタミ」と読むのですよね?入れ物をイメージすればいいのでしょうか?陶筐はなんと読むのですか?
返信削除hiyocoさん
返信削除簡単です。「とうばこ」です(笑)。昔、『季刊銀花』によくそう書いてあって、彼の作品もそう紹介されていたので使わせてもらいました。箱でも函でもいいのですが。
川崎さんは、若いころから土を叩いて叩いて塊にして、それを削ったりするのが得意でした。今は大きなオブジェといったものをつくっているようです。かつて子供たちが小さいころは家が近かったのでよく行き来していましたが、遠くなって、個展にもそう足を運ばなくなってしまいましたが、元気にやっています。