2017年9月22日金曜日

イチジクの秋


高いところのイチジクは、長い棒の先にはさみがついたようなもので採りますが、今年はちょっとおっかなびっくりです。
というもの、スズメバチが、蜜を吸おうと、イチジクの木の周りをうろうろしているからです。


しばらく前に、気温が下がってきたので、夏の間開けっぱなしていた高いところの小窓を閉めようとして、窓のすぐそばの軒下にスズメバチが巣をつくっていることに気づきました。
小さい窓で、室内から巣はよく見えませんが、ハチがブンブン飛び回っていました。

外に出て、庭から見たら、巣は直径40センチほどもありました。
低い軒下は、スズメバチが巣をつくらないよう、わりと気をつけて見ているのですが、高いところは、うっかりしていました。


スズメバチのことなら、I.Tさんに訊くに限ります。
電話して訊いたら、スズメバチは巣を使うのが一年だけ、二度霜が降りたころには巣立って空っぽになるので、地上から10メートルもあるようなところだったら、放っておいていいとの助言をいただきました。

ただし、その前に、この巣(キイロスズメバチの巣)を、地中に巣をつくるオオスズメバチが襲うことがあったら、その時は、あたりで全面戦争になるので、気をつけるようにとのことでした。いつもはむやみに人を襲ったりしないキイロスズメバチも神経質になり、30メートル離れた場所で動くものがあっても襲ってくるのだそうです。
その、スズメバチ同士の戦いがはじまると、キイロスズメバチが死に絶えるまで、約二週間続くそうです。
やれやれ。


イチジクの木の周りでは、シオカラトンボやアキアカネも、ぶつかりそうになるほど飛んでいます。


こんな、安全な隣人ばかりだと嬉しいのですが。






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