2017年9月4日月曜日

海へ

日曜日の午後、しかもわりと遅く、思い立って海に行きました。
我が家から、とにかく東へと行けば、海に行き当たります。もっとも、島国ですから、東西南北どちらに行っても、海には行き当たりますが、東へは、車で一時間というところです。


行きついた海岸は滝浜でした。
滝浜の北にある大洗から、南の波崎あたりまでは、90キロ以上の、ほぼまっすぐな砂浜の海岸が続いています。
あまりまっすぐなので、浸食を防ぐために、一定間隔で、錨形の人口岬(ヘッドランド)がつくってあります。しゃがんでいる私の向こうに見えているのが、そのヘッドランドの一つです。
 

浜には、あちこちにたくさんの砂茶碗、ツメタガイの卵塊がありました。


丸いのはなくて、どれも欠けたものばかりでした。
Shigeさんやhiyocoさんのブログで知っていましたが、実際に見たのは、たぶん初めてでした。


もう少し早く来れば、丸いものが見られたのでしょうか?


砂茶碗は百以上見ました。
九月にはなったばかり、晴れた休日だというのに、浜には誰も、サーファーさえいませんでした。
 

砂浜は遠浅すぎるし、ヘッドランドの周りは潮の流れが急で危険だしと、もしかしたら、海水浴シーズン中にも、人出がなかったのかもしれません。
というのも、プラスティックのゴミだらけで、夏の間掃除していたとは思えません。「もしかして、六年前の津波が来たときのまま?」と思われるほど、大きな浮きや流木がたまっている場所もありました。
 

赤いおもちゃのスコップと、イカの甲。


大きな赤い電球がいくつか。
ガラス浮きだったら素敵だったのに。
 

大洗から北の、海辺の生物が賑やかな入り組んだ海岸とは大違いで、生きているものの気配がほとんど感じられませんでした。


種子はどんぐりやくるみぐらい、エボシガイがついた浮きもありました。


この大きな木の根っこは、前にも行けず、後ろにも引けず、波に洗われていました。









4 件のコメント:

  1. 春姐さん早速きましたー まるで学ランの詰襟ですね。
    孵化した跡は渦巻き状の砂山が残りますが
    あれが下部のフリルに関係あるのでしょーか。
     あの状態で持ち帰り20×の顕微鏡でのぞくと面白いですよ。

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  2. ついに砂茶碗見れてよかったですねー。風でカピカピに乾いていますね。
    こちらも今は砂浜に何もありません。台風による高波が続いていたので、そういう時は砂浜はきれいです。波が強すぎても弱すぎてもダメ、風向きや海流にも寄るし、漂着物との出会いはなかなか難しいですね。でも海は気持ちいいでしょ~?

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  3. 昭ちゃん
    よかったですね。今度はこちらのブログにも遊びに来てください(^^♪
    昭ちゃんのおっしゃるようにラグーンで産んで流されたとするとすごいです。もう、いたるところに転がっていました。高潮でないと潮の届かないところから、波に洗われているところまで。
    今度行ったら、まだあるかなぁ?
    ところで、うちには顕微鏡はありません(笑)。

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  4. hiyocoさん
    海は気持ちよかったですよ!下ばかり見ていましたが(笑)。
    砂茶碗は、一番大きいので四分の三、ほとんど半円でした。今度丸いのが見たいです(^^♪でも知っててよかった、知らないで見たら、「気持ち悪っ」てことになりますものね。10年ほど前、サメの卵嚢を見つけましたが、「気持ち悪っ」と置いてきました。あとで、結構珍しいものと知りました。後の祭りでしたね。
    砂浜はゴミや流木だらけでした。一軒だけ、「海の家」を夏だけ開く農家みたいなのがありましたが、誰も来なかったんじゃないかしら?雨ばかりでしたしね。

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