自然と遊ぶ余裕もなく、バタバタしていたということでしょう。
かつて、もう一本ケヤキの木があった頃、その幹には毎年、ニイニイゼミの抜け殻がたくさん残されていました。しかし、そのケヤキを伐ってしまったあと、ニイニイゼミの抜け殻はあまり見なくなっていました。
ところが今日、ヒメイワダレソウの間の草を抜いていて、草の間に五個のニイニイゼミの抜け殻を見つけました。
ほとんどは落ちてしまったのでもあるまいに、地面に転がっていました。
泥まみれのニイニイゼミの抜け殻、とってもかわいいものです。
お昼過ぎ、金魚のいるつくばいをのぞくと、ケヤキの葉とミンミンゼミが水面に浮いていました。朝見たときにはいませんでした。
なんとなく抜け殻とは 雰囲気が違うと、拾い上げてみたらセミそのものでした。
小さな羽も見えるので、殻から抜け出した後、何かあったのでしょうか。多少の風は吹いていましたが、ケヤキの枝にいたのに風に飛ばされたとしたら、ずいぶん高いところにいて、ずいぶん遠くまで飛ばされてきたものです。
つくばいで見つけた時の写真を撮り忘れたと、考えもせずに葉っぱと一緒に水に戻したら、セミは一瞬で沈んでしまいました。まいったなぁ。せっかく金魚の水をきれいにしたばかりというのに、セミを沈めてしまいました。
それにしても、ケヤキの葉っぱと一緒だったとはいえ、何故浮かんでいたのか、それが謎です。
こんばんは。
返信削除見たところ羽化する直前の終齢幼虫のようですね。高い所を目指して歩いている内につくばいにはまって溺れ死んだのだと思います。
どうして浮いたり沈んだりするのかは分かりませんが、なんとなく世のコトワリを暗示しているみたいでアワレを誘います。
かねぽんさん
返信削除つくばいの横には小さなトサミズキしかありません。植えてある場所がちょっと高いところで、周りは乾燥気味、アリジゴクがいっぱいあって、とてもセミが育って出てくるようなところではありません。
どうしたのかなぁ。そして、どうしてケヤキの葉と一緒に浮いていたのでしょうね?ケヤキの葉は小さいものでとても舟の代わりにはならないし、見たときも乗ってはいなかったと思います。そのとき、抜け殻にしてはおかしいなとは思ったのですが、ならどうして浮いているのかなど、考えもしないで手に取りました。
今頃は、水の底で横たわっているはずです。金魚が食べてくれたらいいのだけれど、まさかね。