2018年7月31日火曜日

見果てぬ花(二)

朝、それでも気になってカラスウリを見に行きました。


すっかりしぼんでしまっています。


その夜咲こうとしているつぼみとは、24時間で大違いの姿です。


たくさん咲いたと見えて、しぼんだ花があちこちにあり、


道にも花が落ちていました。
下は落ちたばかりの花、上はその前日のものか、前々日のものです。


その日、我が家のある丘の下を流れる渓流に沿って散歩すると、しぼんだばかりの花がたくさん見えました。


夜は豪勢なカラスウリの花祭りだったようでした。

「やっぱり花を見るかなぁ」
そのときは、そんな気持ちが芽生えてきました。
それなのに夜、なんだか眠くて、カラスウリの花のことは忘れ果て、早々と寝てしまいました。
真夜中に目が覚めて、カラスウリのことを思い出しました。
「見る?」
夫も寝ているし、隣の家も寝ているだろうから、車の音をさせるのははばかれます。では歩いて行くかというと、その気もなくまた寝てしまいました。

そんなことの繰り返しで、何度目かに目が覚めたのは、四時半。外はうっすら明るくなっていました。
「まだ、咲いているだろうか?」
明るくなるということは、素晴らしいことです。


花は、見事にしぼんでいました。


今夜は頑張って見ようかなぁ。






2 件のコメント:

  1. 薄暗いだけじゃだめなんですね。ちゃんと夜じゃないと。
    では今夜是非!

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  2. hiyocoさん
    ここまで来たら、見るっきゃない?(笑)
    都会と違って、夜は人間がのさばれない社会に住んでいるので、どうも気後れしてしまいます。
    明日を楽しみにしていてくださいね。
    と言いながら、夜になるとすっかり忘れてしまいそうです(^^♪

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