見ると、知り合いのKさんが育てたルバーブがありました。Kさんはいつも直売所に卸している人ではないのですが、ルバーブがことのほか豊作だったのかもしれません。
その日は客人を迎えたりして、ジャムをつくる時間はなかったのですが、また来るのも面倒なので2袋買って冷蔵庫に入れておきました。
時間ができたのでつくろうと計ってみたら、500グラムありました。
赤いルバーブのジャムの色はきれいですが、このあたりでは緑のルバーブが主流です。そんな中、ときおり赤いのが混じっています。
ルバーブは酸味が強く、私はジャムの中ではやはり酸味の強い梅ジャムと並んで、大好きなジャムです。また、ルバーブジャムはつくるのも、とても簡単です。ただぶつぶつと切って、砂糖と煮るだけです。
かつて、ジャムづくりは、砂糖を同量使うと言われていて、私もそうしていました。
それが今では、梅とかルバーブのような酸味の強いものでも、せいぜい砂糖は重さにして40%くらい、あまりにも酸っぱいようだったら砂糖を足しますが、せいぜい50%までです。
ルバーブと砂糖を混ぜたらすぐに煮てもいいのですが、しばらく置いて、なじませます。といってもせっかちですから、なかなか浸透圧で水分が出てくるまで待てません。
最初は弱火で砂糖を溶かし、
砂糖が溶けてきたら中火にして、ルバーブの形がなくなるまで煮ます。
形が崩れるにつれて、中の空気が跳ねて、手だけでなく、顔にまで飛び散るようになります。
ジャムはパンにつけるというよりはヨーグルトと一緒に食べるので、柔らかめにつくります。
溶けてさらさらしていたのが、だんだんもったりとした感じになったら完成です。
ルバーブの季節は、しばらくは続くとは言え今だけなので、もっとつくっておこうかどうか、思案中です。
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