2019年9月9日月曜日

拾わなかったもの

未明から台風の雨風が強くなり、朝7時過ぎに停電しました。
それから11時間、やっと電気が通じました。
2011年3月11日の大地震のときは、片づけなどやるべきことが多く、無我夢中で停電していた3日を過ごしましたが、正直今回は電気が来るのが待ち遠しかったです。


さて、北海道の報告です。
のらさんと一緒に、北海道北部日本海の浜を、10か所ほど歩かせていただきました。
どこものらさんの馴染みの浜、それぞれ漂着物が違っていました。
まずは、それらの浜で見かけたけれど、拾わなかったものたちです。


ハングルが書いてある、韓国製のポリタンク。


韓国製のアナゴ獲りの筌(うけ)。ちょっと違う筌ですが、まだ何種類かあるようです。


置いてきぼりにされて寂しい犬と、見ただけでそれとわかる中国製のサンダル。


ふやけてしまった白樺浮き。
白樺浮きは2つ拾いました。


赤いのは、アナゴの筌に入れる餌箱、緑のは、餌袋(マクラメ編み)です。これらはのらさんが「拾ったもの入れ」として拾っていきました。
どちらも完品です。


台湾製の豚の貯金箱。
かなり大きなもので、お尻の方が割れています。


タコつぼ。


オオヘビガイ?



打ち上げられていたぼんてんは、


ちょうど半球形の穴が開いた浮きも転がっていたので、それに立てて遊んでみました。


魚を集める大きな集魚灯が割れて、中だけになったもの。
稚内の北方記念館で見た、Tさんが拾ったものの中に、集魚灯の完品がありました。それも含めていろいろ写真に撮ったはずでしたが、何故かカメラに残っていませんでした。


漁港に積み上げてあるホタテ養殖の網。
勿論、こんなものを拾ってはいけません。


背中は緑、お腹が赤いカメムシ。


打ち上げられた昆布はよく見ました。昆布で埋め尽くされた浜もありました。
昆布は打ちあがって日にちが経ったものは美味しくないそうです。晴れた朝に採った昆布は、すぐに石の浜などに広げて干し、片面が乾いたら裏返してよく乾燥させますが、たった一日の勝負で、夜露には当ててはならないのだそうです。
  

鳥の顔のような流木。


手前が鴨で、奥は誰?


ロシアのジュースの容器。


二枚貝の化石入りの大きな岩。







8 件のコメント:

  1. 取りあえず   韓国製の漁具・アナゴ用で返しが見えますね、
    ネットはボンテンの錘で石なので2キロはあります。

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  2. 昭ちゃん
    私はもう持っているので拾いませんでしたが、アナゴの筌にはめる返しも、赤い餌箱もいっぱい打ちあがっていました。のらさんの話ではアナゴの筌は紐でつないで使うので、流されると全部が流されて大量に流失することになるそうです。
    ぼんてんも面白いなぁと見ますが、さすがに拾っては来ません(笑)。

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  3.  ボンテンの錘もさまざまでボトルにセメントを流し込んだり
    レンガ・鋼材片・石で上部の標識が面白いので目印のみ
    もちかえりますこちらは殆どハングルです。

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  4. 昭ちゃん
    これはどこの梵天だったのでしょうね?
    一番下の、ボードを組んでつくったような部分は、手作り感満載でした。

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  5. 展示写真が面白いのでついくどくどごめんなさい。

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  6. 昭ちゃん
    楽しんでいただけたら、嬉しいです(^^♪

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  7. 海の写真がきれいで素敵!コンブの写真すごくいいです。
    流木も面白い~。鶏に見える!

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  8. hiyocoさん
    ありがとう。北海道の海は北海道の海という感じでした。
    でも、砂は湘南同様黒いんですよ。それで白砂にあこがれて、中国の海南島から白い砂を運んできて「白浜」をつくった海水浴場もあったらしい、観光地図に乗っているのだけれど、瞬く間に消えてしまったそうです(笑)。

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