2019年10月14日月曜日

母は強し


昨日、風にめくられたくないと板をかぶせなかったメダカ鉢の水位はどうなっているだろうかと、室内からメダカ鉢を見ると、なんとか水があふれないところで止まっていましたが、あぶないところでした。
捨てて、水位を下げようと外に出てみると、鉢の縁にカマキリがいました。もしかしてメダカを狙っていたのでしょうか?


お腹の大きいカマキリは今季初めて、大きいお腹の写真を撮ろうとカメラを向けると、なんてこと!カマキリ母さんは腹を立て、果敢に鎌を振り回してきます。


ほとんどのカマキリは、近づくと戦闘の構えを取りますが、お腹に卵を抱えているとはいえ、こんなに鎌を振って挑戦してくるカマキリには、初めて出逢いました。


水を柄杓で何度もすくって、雨の当たりにくい場所に植えてある木に遣っているあいだ、カマキリはかたときも私から目を離しません。
 

「ちょっと、大きいお腹が見える横姿を撮らせて?」
横姿を撮ろうとしても、すぐこちらを向いてしまいます。


しつこくしていたら、
「うわぁぁぁっ」
何てこと、カメラに向かって飛んできました。


勢いよく飛んだものの、地面の上ではカマキリは不利に見えます。
というのも、すぐ近くにはトラが、まったりと台風一過の日向ぼっこを楽しんでいたからです。これ以上カマキリが動けば、トラは気づいてしまいます。

私は急いでトラを横抱きにして、ただちに家の中に退散しました。
この勝負、カマキリ母さんは勝ちというところでしょうか。







6 件のコメント:

  1. 水が満タン、ギリギリセーフでしたね!
    水辺のカマキリを見ると、どうしてもハリガネムシの仕業だと思ってしまいます~。春さんのおかげで水辺から離れたカマキリは命拾いしたかも?

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  2. hiyocoさん
    あぁ、そうだったかもね。
    元気なカマキリにしか逢わないので、ついハリガネムシのことを忘れてしまいがちです。怖い、怖い。
    もう、あちこちにジョロウグモが巣を張っています。何も考えずに歩いていたりすると、顔にべちゃっと網が掛かったりしますが、ジョロウグモにとってはカマキリは大ごちそう。無事卵を産んで来年につなげるか、カマキリたちは正念場を迎えています。

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  3. こんばんは。
    外来種といわれているムネアカハラビロカマキリですね。
    こちらでは見かけない種類なのでちょっとうらやましいです。

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  4. かねぽんさん
    えぇっ。そうですか?胸はそんなに赤くなかったですよ!
    春先にmmerianさんが来たとき、卵を見つけて駆除してくれました。卵があったということは、いるってことですが....

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  5. ピクニックバザールの時に、朝早く茜ちゃんが「カマキリが卵産んでるよ」というので、
    トイレ側のガラス窓を見ると母さんカマキリ泡泡の産卵中でした。
    ムラオさんと茜ちゃんの3人で静かに見守っていましたが、やがてじっと動かなくなり
    産卵が終わったようでした。
    そのまま長いこと母さんカマキリは動かずにじっとしていたので「きっと疲れたんだろうね」と
    私たちはその場を離れました。

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  6. kuskusさん
    私も見たことがあります。一大事業ですよね。
    このところ、お腹の大きなカマキリがうろうろすることが多くなりました。初夏には、「今年のカマキリは小さいかな?」と思っていましたが、みんな大きく育っているようです。
    これから生け垣を切るとき、うっかり卵のついた枝を切ってしまわないよう、気をつけなくてはなりません。

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