夫が、一つのことをしだすと夢中になって、視野が狭くなってほかのことに心がいかなくなると、常日頃批判・攻撃している私。
その私も、この数か月は、テラスの修理の作業で明け暮れ、ほかのことに目も手も回っていません。
先日、誰かが来て庭先で立ち話をしているとき、目の端にマンサクが咲いているのが見えました。
あぁ、それなのにそのことをすっかり忘れて、早、何日も過ごしてしまいました。
嬉しい花、春を告げる花マンサクです。
もっとも今年は暖冬なので、そう春が待ち遠しいというわけでもありませんでした。
土はカチカチに凍らないし、冷たい北風もそう吹いていません。
マンサクだけでなく、サンシユも咲いています。
まず、春を告げる花たち。
そう言えは、庭でお茶を飲んでいたとき、芝生の間にタンポポの大きな花が咲いているのも見ました。
2020年2月23日日曜日
2020年2月20日木曜日
ニシキギの宿
居間の嵌め殺しガラス窓の外に、ニシキギを植えています。
テラスの間から緑が見えるという設計ですが、根が軒下にあって、水遣りを忘れがちなのに加え、下の方にはテラスに遮られて光が当たらないので、横に広がるというより、上に伸びようとしています。
しかし、上に伸びた枝は私に切られてしまうので、ニシキギとしては、困ったもんだと思っていることでしょう。
ところが今、長くテラスが取っ払われているので、わりとのびのびしています。
そんなニシキギに、カイガラムシの卵を見つけました。
小さいころ、柿の木によく産みつけられていた卵、久しぶりに見ました。たくさんではなく、たった一つです。
クスサンの繭は、ニシキギだけでなく、このあたりの家の壁にも、毎年たくさん産みつけられています。
そして、コカマキリ。
いろいろな虫が、ニシキギをお宿にしているようでした。