2020年9月3日木曜日

路傍の植物たち



放置しているとすぐに生い茂ってしまうカナムグラ。素手で触ると棘だらけになってしまうカナムグラ。万葉の時代からあったとはとても思えない猛々しさです。
人口も少なくて、自然がいっぱいあった平安時代。みんな徒歩だった平安時代。これでは忍んでの逢瀬も、カナムグラが邪魔してままならなかったことでしょう。



カナムグラに比べると、ワラビが蔓延っているのは嬉しいものです。
来春は忘れずここに来るぞと思っていても忘れてしまうのが私。忘れないでワラビ採りに来たいものです。


外来植物のマルバルコウソウは、この数年で一気に増えました。
数年前、土手の一角で見ただけだったのに、今では延々500メートルくらいか、道端はマルバルコウソウだらけで、用水路を挟んだ対岸にも生えてきています。


他の草が蔓延るよりは嬉しいのですが、それにしてもすごい勢いです。


アスファルト道路の側溝の脇に生えているのは季節外れのつくし。
スギナも万葉のころから生き残ったしぶとい植物だけれど、そろそろ地上部分が枯れようという今頃、アスファルトの割れ目からつくしを出して、いったいどうするつもりでしょう?







 

4 件のコメント:

  1. えーーーっ、この時期にツクシですか!びっくり。
    マルバルコウソウは見たことありませんが、小さくてもオレンジ色が目立ちますね。

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  2. hiyocoさん
    私もこの時期のつくし初めて見ました。この3本だけじゃなくて、点々とありました。
    マルバルコウソウの繁殖力はすごい、これじゃあワルナスビもびっくりです。マルバルコウソウは、葛のように山に入ってこないで、日のよく当たる場所にいるし、花がかわいいので、私的には全然邪魔にはなりません。

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  3. いつの投稿かと。。。こんな9月に「つくし」って!日本のどこかでも同じ様な事があるのでしょうかね?!今年に限って生えてたのですか?

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  4. hattoさん
    私はよい観察者ではありませんので、確かなことは言えませんが、今頃生えているのを見るのは初めてです。
    つくしは彼岸花のようにいっせいに芽を出すものではなく、陽当たりなどによってかなりばらついて、3月から遅いのは6月ごろまで出てきたりしますが、そろそろスギナも衰えて黒いごみのようになるこの季節に生えてくるとは思いませんでした。
    道と側溝のつなぎ目を、スミレなどは好みますが、つくしスギナがそう好んでいるとも思っていませんでした。
    昔の写真じゃありません(笑)。

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