2020年10月20日火曜日

舞茸三昧

赤城山の熊井さんから、電話がかかってきました。
今朝、原木舞茸を採ったから、明日送るというのです。9時までに送れば、その日に着くと。
まったく知りませんでしたが、舞茸には採りどきがあるのだそうです。表から見える縁の白い線が消えた日が採りどき、電話をくれた朝に白い線が消えたので収穫したそうです。
熊井さんの話によれば、天然の舞茸と原木舞茸とどちらが美味しいかと言えば、原木の方が美味しい。というのも、天然だと、早いかなと思っても他の人に採られないように採ってしまったり、採りどきを遅れたりするからだそうです。
キノコ採りの名人がくれた天然ものでも、たいていは採りどきを外しているので美味しくないと、熊井さんは電話口で熱く語ります。


その舞茸が箱にギュッと詰まってやってきました。


見事な舞茸でした。たぶん、これで一株なのでしょう。
舞茸の原木栽培は難しいそうです。デリケートなヤギのチーズをつくる熊井さんだからできる栽培なのでしょう。


炊き込みご飯が美味しい、天ぷらなら火を通しすぎないようになどと、びっしり書いた手紙が入っていたのに、卵とキノコの炒めものにしたり、ニンジンの蒸し煮、煮びたしの鬼おろし掛けなど、まったく違う食べ方をしてしまいました。まだあるので、これから炊き込みご飯にするつもり、生でサラダもよさそうです。
味?もちろん舞茸の味ですが、市販のものよりずっと厚みがあり、したがって歯ごたえが全然違いました。




 

2 件のコメント:

  1. ヤギの熊井さんの舞茸なんですね!
    キノコ採り名人のキノコは美味しくないっていう事実が可笑しい~。

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  2. hiyocoさん
    確かに、きのこによってはたった1日だけ開いていて、次の日に見ると無残にしぼんでいるのがありますが、舞茸がそうだとは知りませんでした。
    キノコ採り名人でも、「今日は早いな」と思っても、他の人に採られるのを恐れて採ったり、あるいは遅すぎたりするのだそうです。彼に言わせると、「食えたもんじゃない」って、どんな感じなんでしょうね?
    そう言えば、猟友会の人がイノシシを仕留めたときも彼が呼ばれて解体するそうですが、以前いただいたものは、部位をきちんと分けてあって、とても美しく解体していて、美味でした。彼に言わせると、そのあたりの人が解体したのは、「血抜きもできてないしぐっちゃぐちゃで、不味くてとても食べられない」そうです(笑)。
    とっても生きる能力のある人です(^^♪

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