Sさんから、ポポーなるものをいただきました。
ポポー( Asimina triloba)は北米原産のバンレイシ科の落葉高木で、実はマンゴーほどの大きさです。
「好き嫌いがあって、食べられない人もいるんだけど」
とSさん。
追熟してよく熟れて柔らかくなったのを食べてみると、香りのないドリアンのような食感です。バンレイシ科ですから、シャカトウにも味が似ています。
「固いままでも食べられるのよ」
と裏方思考さん。
と聞いて、青いのを半分に割って食べてみましたが、がりがりしていて、ねっとり柔らかくなった方が甘くて食べやすい。しかし、タイ人なら固いマンゴーを好むので、青いポポーに塩をつけて、がりがり齧るだろうな、という味でした。
Sさんから苗もいただきました。1本だけ植えたのですが、受粉のため2本以上植える方がいいとか、陽当たりを好む高木というのがちょっと気になりますが、もう1本も植えようと思っています。
Sさんは、福島育ちですが、ポポーは小さいころ近くに栽培している人がいて、子どものころから親しんだ味だそうです。
バンレイシ科の木は熱帯から亜熱帯を中心に、2,500種ほどあり、日本では八重山諸島にクロボウモドキが自生しています。
ポポーはバンレイシ科にしては珍しく、温帯でも育つ種のようです。
おはようございます。
返信削除ポポーの木は母の実家にありましたので、子供の頃遊びに行った時によくいただきました。
いろいろ事情があって、もう母の実家もポポーの木もありません。
思い出の味です。
かねぽんさん
返信削除私は初めて知りました。お母上のご実家がどこかは知りませんが、ポポーが福島で育ったということは、山形でも育つでしょうか?
ポポーは最初の数年は成長が遅いようですが、その後は早く大きくなり、10年ほどで実が生るようです。