2021年9月27日月曜日

ポポー


Sさんから、ポポーなるものをいただきました。
ポポー( Asimina triloba)は北米原産のバンレイシ科の落葉高木で、実はマンゴーほどの大きさです。
「好き嫌いがあって、食べられない人もいるんだけど」
とSさん。
追熟してよく熟れて柔らかくなったのを食べてみると、香りのないドリアンのような食感です。バンレイシ科ですから、シャカトウにも味が似ています。
「固いままでも食べられるのよ」
と裏方思考さん。


と聞いて、青いのを半分に割って食べてみましたが、がりがりしていて、ねっとり柔らかくなった方が甘くて食べやすい。しかし、タイ人なら固いマンゴーを好むので、青いポポーに塩をつけて、がりがり齧るだろうな、という味でした。

Sさんから苗もいただきました。1本だけ植えたのですが、受粉のため2本以上植える方がいいとか、陽当たりを好む高木というのがちょっと気になりますが、もう1本も植えようと思っています。
Sさんは、福島育ちですが、ポポーは小さいころ近くに栽培している人がいて、子どものころから親しんだ味だそうです。
バンレイシ科の木は熱帯から亜熱帯を中心に、2,500種ほどあり、日本では八重山諸島にクロボウモドキが自生しています。
ポポーはバンレイシ科にしては珍しく、温帯でも育つ種のようです。








2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    ポポーの木は母の実家にありましたので、子供の頃遊びに行った時によくいただきました。
    いろいろ事情があって、もう母の実家もポポーの木もありません。
    思い出の味です。

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  2. かねぽんさん
    私は初めて知りました。お母上のご実家がどこかは知りませんが、ポポーが福島で育ったということは、山形でも育つでしょうか?
    ポポーは最初の数年は成長が遅いようですが、その後は早く大きくなり、10年ほどで実が生るようです。

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