僕は蟻地獄、母屋の犬走りに棲んでいます。
この家の住人は、ここをタマリュウで緑にしたいので、地下に孔の開いたホースを通し、ときおり水やりしたりしていますが、そう勤勉でもなく、軒が一間と深く雨が当たらないので、タマリュウはすぐ枯れてしまいます。
植え替えたりもしましたが、タマリュウは育ちません。
というわけで、ここは僕たち蟻地獄の天国、蟻あまり来ないのですが、夜、室内の明かりを求めて集まった虫たちが落ちるので、餌には事欠きません。
その穏やかな僕たちの生活が今、脅かされています。
というのは、新しい子猫たちが来て、ここをトイレにして、傍若無人に掘り返したり、排泄したりするからです。
おまけに夕方、ウスバカゲロウのお母さんが産卵に訪れたときは、子猫のうちの1匹が、おもちゃが見つかったとばかり飛び掛かって、お母さんは近づくことができませんでした。
いつか、元ののんびりした生活が戻ってくるでしょうか?
ちなみに、昔ここに住んでいた猫のトラは、いろいろなところをトイレにしていたので、深刻な問題はありませんでした。
犬走りを走る猫によってアリジゴク天国が地獄へ。なんという災難。そりゃ愚痴が止まりませんね(笑)。
返信削除hiyocoさん
返信削除飛びつかれそうになったウスバカゲロウは哀れで、カメラを向けるのも忘れてしまいました(笑)。
天国と地獄、紙一重でした(涙)。