ありふれた雑草、ヒユ科の一年草のイヌビユです。
学名は、
Amaranthus lividus、あの、インカで食べられていたアマランサス(
Amaranthus caudatus)の仲間です。
主食はジャガイモだったとか、トウモロコシだったと言われていますが、インカではアマランサス、キヌアもよく食べられていました。
アマランサスは白っぽい種ですが、イヌビユはどうでしょう?
軽く叩くと、黒い種が落ちました。
世界でもっとも粒が小さい穀物と言われているテフより小さな種ですが、イネ科のテフと比べると、皮は外れやすいし、実もたくさんついているので、収穫作業はテフよりずっと簡単です。
粒が小さいので、笊は使えません。
バットに入れて、軽く吹いたら、ずいぶん殻が飛んでいきました。
一日置いて、乾燥が進んだ殻を吹いたら、もっときれいになりました。
イヌビユの葉は、ナムプラーに唐辛子粉を入れたたれにつけて食べたことがあります。
種をご飯に混ぜて炊いてみようかと、考えているところです。
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