2009年9月10日木曜日

マメの莢


マメは、熟れると莢をぎゅ~んと反らせて、できるだけ遠くに弾き飛ばして、子孫を残そうとします。
種が大好きな私は、すでに開いていて、マメのついていない莢を見ると、「なんだ莢だけか」と見向きもしませんでした。
そして、自分の拾ってきた種入りの莢が、乾燥が進んで割れてしまうと、「ああ、割れちゃった」と捨ててしまっていました。
しかし、何度も引っ越したり、荷造りしたままほどかなかったりしたもので、ゴミ箱行きを免れていた莢がありました。種ほどは魅力的ではないけれど、莢もなかなかのものじゃありませんか。

ところで、マメはいったいどこに行ってしまったのでしょうね?そのうち、どこからか出てくるでしょう。



これもとっておいたうちに、ねじれて種がでてしまった莢です。
どちらの莢も、かちかちに固まって、硬くなっています。
どちらも、タイで拾ったものです。

4 件のコメント:

  1. 私もタイでこの2つは拾いました。

    上がXylia xylocarpaで、下がBauhiniaの仲間です。

    このBauhiniaはつる性で花までわかっているんですが、図鑑に載っていないので名前がそれ以上わかりません。

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  2. Tomokiさん
    ありがとうございました。
    つる性の植物はなかなか図鑑がなくて、さっぱりわかりません。タイ字だけで写真のまったくない図鑑は持っているのですが、これも少なくてもタイ名を正確に知っていなければ見つからないので、タイ人が側にいない今は宝のもちぐされです。

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  3. タイでも最近図鑑(日本ほど立派ではありませんが)の出版が相次いでいます。しかし、残念なことに学識者のチェックが入っていないのか?、入っていても見落としているようで、間違いだらけなのが困ります。明らかに間違った学名がつけられていたり、図鑑によって同じ花でも学名が違ったりと...色々です。

    初めのころはタイの書籍で調べた情報を鵜呑みにしてたのですが、最近は必ず確認するようにしています。

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  4. Tomokiさん
    ありがとうございます。
    タイに行く予定は4年後(笑)しかなくて、それまではおあずけです。
    タイでは、30数年前には本屋もなく、わずかにDK、チュラロンコン大学の中の本屋、あとはスクムヴィットの洋書屋くらいでしたが、昨年行ってみてびっくりしました。本も本屋もいっぱいあって。

    楽しみができました。

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