山椒に、実の生る木と、実の生らない木があるのを、知らないで、最初に植えたのは、実の生らない木でした。
「実山椒と言って買わなくっちゃ、だめだよ」
植木屋さんにそう言われ、普通の山椒より割高な、実山椒を買って植えたのは、3年ほど前のことです。
今年の春、もともとひょろひょろしていた実山椒の木が、芽を吹いたのに、気がついたら、跡形もなく消えてしまっていました。植えた場所が悪かったのでしょうか。それとも、イノシシか何かが、ぶつかって倒したのでしょうか。
がっかりしていたら、鳥が種を運んできて、コナラの下に勝手に生えていた山椒の一本に、実が生っているのを見つけました。
日陰ですから、たいした量ではありませんでしたが、収穫できるのは嬉しいことです。
なにをつくったら一番楽しめるか、今日は実をはずして水に浸して、明日茹でて、それからゆっくり考えようと思います。
初セミ
実山椒・・・いいですね。
返信削除うちにも山椒はありますが、ほとんど実まで行きません。
だって山蕗をとってきて、キャラブキを作るとき、花山椒のうちに一緒に煮込んでしまうからです。
Shigeさん
返信削除我が家の実の生らない山椒も、花が咲きます。どうして?
長い間、その花を見て、「今年こそは」と浮き浮きしていたのに、その木はけっきょく実生らずでした。
来年キャラブキ、つくってみます。でも、我が家では山椒の花の方が季節が早いような...。冷凍しておけば大丈夫ですね。