2011年4月23日土曜日

多羽のフタバガキ





フタバガキ科の種は、羽が二枚のものが一般的です。
しかし、中には三枚目の小さな羽がちょこっとついているもの、そしてはじめから、たくさんの羽がついているものもあります。




Shorea Farinosaや、Shorea roxburghiiは、羽が四枚、五枚ついているのが当たり前です。





花が咲いたあと、こんな形に枝にぶらさがって、そして時期が来たら、次々と飛んでいきます。
といっても、実際には、この構造では、そんなに遠くには飛んでいきませんが。

6 件のコメント:

  1. いつぞやは、このタイプの種子、ありがとうございました。
    おもいもかけぬ、遠いところから飛んできたので、驚きました。

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  2. かわいい種ですね。うさぎちゃんみたい! 

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  3. Shigeさん
    あの節は、一つ羽が取れてしまっていたようで、申し訳ありませんでした。
    この種は、あんなに大きなものではなくて、直径1センチ以下の小さなものです。

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  4. sekineさん
    ジャワにもありますよ。さがしてみてください。
    季節はいつごろか、忘れました。乾季になりはじめたころだったでしょうか。
    木はどれも、大きくて、高くて、姿のよい立派な木ですから、そんな木を見たら、下に実が落ちているかもしれません。

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  5. 昨年、タイでは大旱魃のあとの大洪水でした。
    その大旱魃の影響で、今年は各地でフタバガキの仲間が大量に実を付けています。

    インドネシアやマレーシアの熱帯雨林でも、数年に一度の長期の乾燥が引き金となって、一斉開花を引き起こすことが知られています。

    今年は実を拾うのに忙しいです(笑)。
    盆帰省時には、実をたくさん届けられると思います。

    さて、お写真いずれもフタバガキ科ですが、一番上の写真はHopea属、下の2枚の写真がShorea属のものです。
    Hopea属は通常2枚、Shorea属は通常5枚です。
    一番上の写真のHopeaは下2つが本来の姿、上は奇形ですね。

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  6. Tomokiさん
    今年はフタバガキ科の当たり年でしたか。楽しいですね。
    Hopeaにも、Dipterocarpus三枚羽がありますね。ちゃんと二枚の姿の美しいものを拾ったつもりで、混じっています。
    ヤーン、タキアン、パヨームどれも木姿も大好きです。
    そういえば、今頃はチークの花が咲く頃でしたっけ?チークの花も好きです。

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