Shigeさんに教えていただいた、
イナックスの種子展が、東京で開かれるのは12月ですが、注文しておいたカタログが、一足先に届きました。
テーマは、「種子のデザイン-旅するかたち」です。
「旅するかたち」ですから、もちろんフタバガキの種も載っています。
でも、あ~ん、ほかの種はちゃんと学名が記してあるのに、フタバガキだけは、「Dipterocarpaceae」と記してあるだけです。
我が家にあるフタバガキは、たぶん七種類、ここには八種類の写真が載っていますが、明らかに見たことのない種が、二つ三つあります。
種を隠すように羽がついている、これはなに?
東京での種子展が待ち遠しいことです。
載っている写真の中には、これまでに見たことがない種もありましたが、サイズが小さいため、身近にありながら気がつかなかった種もあります。
左ページ下のウバユリとタカサゴユリの種はブログでアップしたことがありますが、右ページのキリは、家の裏に大木が並んでいるというのに、全然知りませんでした。いっぱい実も落ちているというのに。
そして、左ページ上段の右はイタドリ、左はオトコエシでした。
僕も春さんのHPでこの本のこと知り、注文しました。見れるのは年末帰国したときですが...
返信削除面白そうな本ですね。
2枚目は何でしょうね。実の形からすると、Shoreaっぽく見えるんですが、どうなんでしょうね。こんな形のはまだ見たことはありません。
イナックスの種子展も行きたいなぁ。行けないので、春さんのレポート楽しみにしています。
Tomokiさん
返信削除このページの左端に、Dipterocarpusではなくて、Dipterocarpaceae(フタバガキ科)と書いてあるので、ショレアも混じっているのでしょうか?
でも二枚目の写真で見ていただくとわかるように、とっても大きな種ですよ。
こんな大きな種のショレアもありますか?
種子展示会が楽しみです。
フタバガキ科と書いてあるので、色々な属が混ざっているんだと思います。
返信削除羽根の特徴からするとShoreaの仲間っぽく見えますが、まだ知らない属のものかもしれません。
以前、マレーシア(ボルネオ)でこれに似たしっかりとした5枚の羽根を持つフタバガキ科の実に出会ったことがあります。
フタバガキ科は東南アジアが多様性の中心地ですからね。
しかも実は、大旱魃が来た年しかできないので、なかなかいろんな種類の実を集めるのは大変だと思います。また、実だけでは種の同定はできないので、葉を見る必要がありますが、森で実を拾っても、親木ははるか上空で下枝すら取れないし、どこから飛んで来たのかもわからないでしょうから、なおのこと同定は難しいんだと思います。なので、フタバガキ科とせざるを得なかったんでしょう。
一番右のは、D.alataだとは思いますけど。
キャノピーウォークで直接枝から実が取れれば一番なんでしょうけどね。
Tomokiさん
返信削除普通の熱帯林なら、「これがフタバガキ」と言われても、葉っぱどころか板根くらいしか見えませんよね。
コタキナバルは行ったことがないのでキャノピーウォークなんて、想像もつきません。
サラワクでは、フタバガキの伐採はもっともホットなイシューだったのでたくさん(伐採が進んでたくさんはないんだけれど)見ました。ただ、幹と板根だけでしたけれど(笑)。