2013年2月28日木曜日
南国からの贈り物
mmerianさんから、宮崎の海の宝物が届きました。
軽くて割れやすいものも、重いものも一緒に重なり合って入っていたのに、どれも壊れていません。あまりの美しさに、しばし時間を忘れ、茫然とただ見とれていました。
前回、玉手箱を送っていただいた時は、とってもカラフルでした。今回は全体に落ち着いた色ですが、それでも華やかです。
珊瑚や椰子の実の下には、陶片や骨も見えていて、早くひっくり返して全部見たい気持ちでいっぱいです。
でもそれを抑えて、今日はこのまま、ちょっと動かしてみるくらいで楽しむつもりです。
ビンに入っている微小貝たちは、さすがに色鮮やかです。
そしてこれ、欲しいと思っていた、ハナガガシのドングリです。四国と九州のごく一部でしか見られない樫です。
しかも、殻斗の美しいこと。なかなかこんな状態では拾えないものでしょう。
mmerianさん、本当にありがとう。
2013年2月27日水曜日
サツマイモ
千葉に住む古い友人K.Hさんのもとで一年間研修してから、数年前に八郷で就農したKさん夫妻にサツマイモをいただきました。
昨秋に収穫してからずいぶん経つのに、みごとなサツマイモです。写真ではいい色に写せませんでしたが、お肌は美しくピンピンに張っています。
こちらは昨年の暮れにいただいたサツマイモたちです。
右端はGさんにいただいたもの、Kさん同様、無農薬、無化学肥料です。
あとは近所のおばあちゃんにいただいたものです。農薬はたぶん使っていませんが、痩せ地で育つはずのサツマイモに化学肥料を使ったのでしょうか?どれもすっかりしなびてしまいました。
化学肥料は、野菜の形を大きくします。ところが、それはただ水分を水増しするだけなのです。
いつか書いたことがありますが、そのことは砂糖づくりで証明されています。
フィリピンのマスコバド糖と呼ばれる、さらさらした黒粉砂糖は、サトウキビの樹液を長時間煮詰めてかき回していると、ある時を境に液体から、さらさらの黒粉砂糖に変身します。
それは、無化学肥料のサトウキビに限ってできることで、化学肥料を使って育てたサトウキビでは、水分が多いのに成分が足りなくて、いつまでかき混ぜても、さらさらの砂糖にはなりません。
長くとっておける野菜でも、その違いがはっきりわかります。化学肥料を使ったサツマイモやサトイモは、特殊な方法で保存しておくのではなく、普通に置いておくと、水分が抜けて変にしなびていくのです。
ついつい、おいしそうな、実際に食べておいしいサツマイモから食べていると、どうしても化学肥料使用のサツマイモが残ってしまいました。
右がGさんのサツマイモです。
残っていたおばあちゃんからのサツマイモの中で、もっとも張りの残っていたものが左です。見たところ、そうしわしわで固くなっていないのですが、押してみるとぶよぶよでした。
あぁあ。
Kさんからいただいたので、当分はサツマイモに困らないと、 せっかくおばあちゃんからいただいたサツマイモは、もったいなくも庭に埋めてしまいました。
2013年2月26日火曜日
2013年2月25日月曜日
また実が生りました。
たまねぎもどき姫(Ornithogalum caudatum)に二つ実がついていましたが、もう一つ実が生りました。
わりと上の方、黒い丸に見えるところです。
誰も媒介しないのに、ときおりこうやって、ぷっくり実を結びます。
この実は、
ほんの二十日ほど前には、こんな感じでした。左寄り、枯れた花の中にほんの少し緑が見えるだけです。
先端の花はまだこんな感じで咲き続けています。咲きはじめてからそろそろ五ヶ月です。
この実も、二十日ほどにはまだはじけていませんでした。
しかし、元気だねぇ、たまねぎもどき姫は。
丸いところは、いつもつやつやしています。
2013年2月23日土曜日
樵のKさんの仕事
昨年の12月からもらいはじめた薪が、やっとほぼ片がつきました。
ばんざい、ばんざい!
全部樵のKさんの切った木ですが、その切り方が微妙に違います。
新治の家。
おばちゃんは、私より年上とお見かけしましたが、チェーンソーも使える働き者。広い敷地(たぶん2000坪以上)は隅々まできれいに片づいていました。
できるだけ残さないで持って行って欲しい気持から、ハナモモなどはご自分で小さく切って、車の入れるところまで運んでくださっただけあって、樵のKさんも長さもそろえて、美しく切っていました。
次は福原。
こちらもKさんのお得意さんのようでしたが、三年前に切ったという木も、欠けた鉢も、何十年前に使ったかわからないような子どもの乗り物も、庭中散乱していました。
いただきに行った時どこにあるのかわからないほど奥まったところに、古い木と一緒に積んでありました。
樵のKさんが切った木も、長さがそろっていませんでした。
そして吉生。
もうめちゃくちゃ枝が散乱していて、持って行っていい木をさがし出すのに苦労しました。
「ここかぁ?」
現場に到着しても疑ったものでした。 全部長く切ってあって、ちょっと太い木はとても持ち上げられませんでした。
いずれも旦那さんが亡くなって、おばあちゃんが戸主の家です。暮らし方は様々、そしてそれに対応した樵のKさんの気の切り方も様々、薪をいただきに行って、社会勉強をさせていただきました。
それにしても脱サラのKさんすごい!チェーンソーは刃の磨き方で切れ味が違うので、私の最も苦手とする分野です。
2013年2月22日金曜日
海老フライが庭に!
割った薪を運んでいたら、薪置き場の前にこんなものが落ちていました。
「んっ?」
薪は、シラカシ、ハナモモ、ケヤキと、少々のモチだけ。いただいてきたところからついてきたとしても周りにあった針葉樹は杉だけ、これは5センチくらいある大きなものです。
「とすると、海老フライか」
家の周りにはまだ松の木は残っていますし、リスもいますから、リスのかじった松ぼっくりが庭に落ちていても不思議ではありません。
もっとも猫の出没する場所にまで、わざわざ運んで食べるというのは納得できませんが。
完全な海老フライ形になっていないのは、途中で逃げたってことでしょうか?
センダンに実はいよいよ落ちそうになって初めておいしくなると昨年初めて気がつきましたが、落ちたものもおいしいようでした。
2013年2月21日木曜日
ケヤキの幹の中の世界
タマムシの穴は、 扁平だったような気がします。
ところが、樵さんが切ったケヤキには丸い穴も開いています。
ケヤキって、たくさんの虫たちを養っていたのですね。
断面だけに穴があるってものじゃないでしょう、と見ると、皮にも穴が開いています。
そんな薪、ずいぶん片づいて来ました。