どこに行っても丸い石に目が行ってしまう私、プーケットのホテルに着いたとたん、建物の入り口で、さっそく拾ってしまいました。
門の前の、敷石と扉との間に細く並べている石で、いろいろな色模様が混じっていました。長径で5センチほどの石です。
このホテルでは、いろいろな丸石を、場所によって使い分けていました。
近くの海岸には、丸い石はありませんでしたから、どこか河口近くの浜から、はるばる運んで来た石なのでしょう。
ホテルの食堂からの景色です。
いくつもの浅い水槽を高低差をつけて配置することによって、不思議な空間を作り出していて、水槽には丸い石が敷き詰めてありました。
水槽と水槽の間にはくぼみがあってテーブルと椅子が置いてあり、座ると水の中に座っているような目線になります。
そんな浅い水槽の中に敷きつめてあったのは、比較的色の薄い石でした。
そして、水槽の水は縁から溢れて均等にこぼれるのですが、その下にめぐらした排水溝の上に並べてあるのは、もっと茶色っぽい、濃い色の石でした。
泳ぐためのプールの脇にも、こぼれた水を逃がす排水溝(左)が取ってあり、そこには小さめの真っ白な石が並べてありました。
同じ用途でも、色や形を変えてあるのです。
ほかにも、鯉や小魚の泳いでいる池の周りには、直径10センチほどの大きくて濃い色の丸い石が敷き詰めてあるなど、きめの細かい演出でした。
建設時、おそらく何百台ものトラックで丸石を運んできたのでしょう。
丸い石が好きですが、今回気に入ったのは、三日月の形の石です。
三日月にも、ゼリービーンズにも見えます。
いただいて来てしまいました。
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