プーケットの浜で拾ったサキシマスオウ(
Heritiera littoralis)の実です。
和名を、どんな発想からサキシマスオウと名づけたのかと思っていたのですが、ウィキペディアによれば、南方から赤色染料として輸入していた
スオウの枝の代用品として、サキシマスオウを染料にしていたからだそうです。
サキシマスオウはあまり虫に喰われないと思っていましたが、一つ何かに穴を開けられた実もありました。
浜の漂着物ラインに、サキシマスオウの実が黒々と光った大きなかたまりでふわっと乗っている姿は、どきっとするものでした。
乾くと、光は失われましたが。
サキシマスオウの実には個体差があるようで、今回拾った上の段のものは、どれもふっくら太った大きめの実でした。
下の段は、右端がmmerianさんにいただいた宮崎の海に流れ着いたもので、真ん中はプーケットの東にあるトランの海岸で拾ったもの、左はどこから来たものだったかしら?、覚えていません。
さて、サキシマスオウは板根が発達する木ですが、この木はサキシマスオウでしょうか?ホテルで見かけた木です。
毎日水遣りしているようですが、サキシマスオウの生育に適した湿地帯というわけではありません。それにしてもこんな小さいのによく板根の発達していること、葉は、サキシマスオウの葉とよく似ていましたが。
サキシマスオウ、昔最初に伊良湖岬で見つけた時にはうれしかったなぁ~!これに目玉をつければウルトラマンなんですが、太っちょのやつだと、かっこ悪いよね。(笑)日本近海のモノは太っちょが多いのか、こっちでの標着はそれがメインです。すらっとしたのは少な目かな。沖縄行くとすらっとしたのがかなりあるので、それはもっと南から来たのかも。
返信削除Shigeさん
返信削除私も最初に見つけた時は、ほんとに嬉しかったです。でも今回も嬉しい、いつも嬉しいのですが、海豆はまだ、見つけたことがありません。見つけたら嬉しいだろうなぁ(笑)。
太いのも細いのも、それなりにかわいいです♪