2014年3月5日水曜日
コインの楽しみ
やれやれ。
ちょっと国別に分けてみたコイン。それでぱっと片づけるというわけにいきませんでした。しっかり楽しんでいます。
J.F.ケネディーの記念コインも含めて、意外と多かったのが、アメリカのコインです。これはまだ、「お金」に見えます。
タイのコインも、「まだ行く国のお金」そのもの。使うお金のほかに、コインや切手を集めていたプラトンにもらった、記念コインや古いコインがたくさんあります。
アメリカやタイのコインの次に多かったのが香港やフィリピンのコインでした。 もちろん、どこかの国に行った時は、コインは使い切ることを心がけ、空港でお茶を飲んだりもするのですが、それでもたまってしまったコインです。
香港のコインはバランスがよく、美しく見えます。
当時はイギリスの植民地だったので、イギリスで鋳造したものでしょうか?
左の十円玉は、大きさの比較用です。
そして香港で面白いのが三枚重ねたようなコイン、かなりの厚みがあり立ちます。
立つと言えば、イギリスの1ポンドも厚みがあって立ちます。
財布がたちまち膨らみそうです。
コインは丸が基本ですが、四角形、六角形、八角形、花形などのものがあります。
左は、やはりかつてイギリスの植民地だったインド、真ん中がイギリス、右が香港。なにか似たものを感じます。
といっても、同じくイギリスの植民地であったケニアやガーナでは花形のコインは見ません。
そんな、アフリカの国々では独立以前は、宗主国のイギリスのお金を使っていたのでしょうか?
そのケニアのコインです。ケニアが独立したのは1963年ですが、ケニアで初めてのコインがつくられたのは、1966年です。
ケニアのコインには、独立運動の父であり、初代首相でもあるジョモ・ケニヤッタと、二代首相のダニエル・アラップ・モイの、二人の肖像のついたコインしかありません。左がケニヤッタ、右がアラップ・モイです。
アラップ・モイのコインは、1980年から2005年までつくられましたが、2005年以後はまたケニヤッタに戻されています。
左下は、ケニヤッタの肖像の1966年製造の10セント、左上は1967年製造の50セントです。
最初の頃、肖像の周りには文字がありませんでした。
それにしても、コインの大きいこと。
昔のお金は、押し並べて大きなものでした。
持っていたコインの大きさ比べです。
上段の左端のフィリピンの1ペソが一番大きく、直径が33ミリあります。
上段真ん中はイギリスの1ペニー、中段左からケニアの10セント、オランダの2.2/1ギルダー、アラブ首長国連邦の1ディルハム、下段左から、メキシコの1ペソ、ガーナの10ペソワス、中華民国の5円のコインです。
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