2014年7月31日木曜日
2014年7月30日水曜日
秋海棠
一時は、我が家で隆盛を誇っていたシュウカイドウですが、仮設小屋から母屋へと移動したり、仮設小屋を取り壊したりと、庭の使い方を変えたため、わずかだけ生き残っていました。
当時はいろいろ移さなくてはならないものがあり、植物だけにかまっていられないところもあり、てんやわんや、ホタルブクロ、ワレモコウなど多くのものが消えてしまいました。
シュウカイドウは多少は移植したのですが、日照環境などの違いから、しゃきしゃきとは育たず、細々と命をつないでいました。
ところが、庭の動線に衝立のようにたちはだかっていたツツジの植え込みを、昨年そっくり抜いてしまったら、その下から元気よくシュウカイドウが出て来て、今年はちょっと盛り返しています。
秋海棠 西瓜の色に咲きにけり 芭蕉
それにしても、どうして芭蕉はシュウカイドウを見て西瓜を思ったのでしょうか?
赤と緑のコントラストでしょうか?
暑い夏も涼しげな色の葉のままのシュウカイドウを見ると、少し涼しく感じられます。
2014年7月29日火曜日
ナナフシ
今年もいます。網戸にナナフシ。
上手に隠れているつもり、まさか気がつかれているとは、夢にも思っていません。
まっすぐ前に揃えて伸ばしているのは、前足です。その前足をちょんちょんと触ったら、びっくりしてあっけなく落ちました。
テラスに仰向けに落ちても、しばらくは死んだふり。
でも、目がちょっと焦っています。前足は万歳のまま。
「なんとかしなくっちゃ」
「どこか、いいところはないか」
「あっ、登れるところがあるぞ」
ここまできたら、動くのをやめました。もう隠れ遂せたと安心しているようです。
でも、前足はまだ伸ばしていないので、本当にリラックスしているわけではありません。
「うるさいなぁ、あっちへ行ってよ」
ナナフシより、表情豊かなカマキリの方がからかいがいがあります。
そのカマキリたち、まだみんな小さくて、ちょこまか動き回っていて、からかうどころではありませんが。
2014年7月28日月曜日
2014年7月27日日曜日
山道からのお土産
今年も集落の草刈りがありました。林道などの草を総出で刈るのです。
私は、草刈りの前日、草刈りをしていてうっかり熱中症にかかってしまいました。もう少しと思っているうちに、苦しくなり、何とか回復したものの、夜中にまたちょっと苦しかったりして無理なので、夫だけに参加してもらいました。
昔は、それは丁寧な作業をしていたそうですが、今では高齢化が進み、ちゃっちゃっと済ませます。それでも炎天下に道二本の草刈り、大変な作業です。
そんな夫のお土産です。
「これはいらないんだっけ?」
あっ、要ります、要ります。
ウラシマソウの実の色は、とってもカラフルです。
葉とのバランスも素敵です。
もう一つのお土産はヤマユリ。
毎年、村の草刈りの季節に、目を和ませてくれる花です。
朝から、蝉がうるさく鳴いています。
私は、草刈りの前日、草刈りをしていてうっかり熱中症にかかってしまいました。もう少しと思っているうちに、苦しくなり、何とか回復したものの、夜中にまたちょっと苦しかったりして無理なので、夫だけに参加してもらいました。
昔は、それは丁寧な作業をしていたそうですが、今では高齢化が進み、ちゃっちゃっと済ませます。それでも炎天下に道二本の草刈り、大変な作業です。
そんな夫のお土産です。
「これはいらないんだっけ?」
あっ、要ります、要ります。
ウラシマソウの実の色は、とってもカラフルです。
葉とのバランスも素敵です。
もう一つのお土産はヤマユリ。
毎年、村の草刈りの季節に、目を和ませてくれる花です。
朝から、蝉がうるさく鳴いています。
2014年7月26日土曜日
2014年7月24日木曜日
イイギリ
いつも、その近くを通るたびに目を和ませてくれていた、郵便局の近くのイイギリの木は、まだ赤い実が生っているころ、突然切られてしまいました。
そして、その下にはソーラーパネルが設置されました。
このところ、空き地にソーラーパネルが、急増殖中です。
一般的には農地の、他の地目への転用は難しいというのに、
「ソーラーだからいいか」
と簡単に転用され、ソーラーパネルの設置を許してしまっているようです。
中には、田舎暮らしがしたいと八郷に家を求めたのに、三方をソーラーパネルで囲まれようとしている人さえいます。
そのうち、農村にはソーラーパネルが満ち満ちるのではないかと、ちょっと心配です。
こちらは、クラフト関係の人たちが共同運営している「こんこんギャラリー」の脇の檜林の中に生えているイイギリです。
ヒノキに負けないよう、イイギリは精いっぱい背伸びをして、光を受けています。
そんなイイギリの葉っぱたち。
表も、
裏も素敵です。
実が生る季節も、あっというまに巡ってきます。
そして、その下にはソーラーパネルが設置されました。
このところ、空き地にソーラーパネルが、急増殖中です。
一般的には農地の、他の地目への転用は難しいというのに、
「ソーラーだからいいか」
と簡単に転用され、ソーラーパネルの設置を許してしまっているようです。
中には、田舎暮らしがしたいと八郷に家を求めたのに、三方をソーラーパネルで囲まれようとしている人さえいます。
そのうち、農村にはソーラーパネルが満ち満ちるのではないかと、ちょっと心配です。
こちらは、クラフト関係の人たちが共同運営している「こんこんギャラリー」の脇の檜林の中に生えているイイギリです。
ヒノキに負けないよう、イイギリは精いっぱい背伸びをして、光を受けています。
そんなイイギリの葉っぱたち。
表も、
裏も素敵です。
実が生る季節も、あっというまに巡ってきます。
2014年7月22日火曜日
2014年7月21日月曜日
2014年7月20日日曜日
蓮
北条の新池の蓮が、いま真っ盛りです。
蓮の花は、やっぱり豪華、一年に一度は見たい花です。
おりもおり、同じ日にいいじまさんから草人形をいただきました。
全部植物の種や実などでできていて、手足が蓮の茎で、スカートと帽子が蓮の花床だそうです。
ほれこの通り。
他の材料は、ヤマハハコ、トウモロコシの皮、花ウド、ウバユリ、ほおづき、サルトリイバラ、ヤシャブシ、アケビ、ナズナ、コウヤワラビ、トキリマメ、アシタバ、シシウド、瓢箪、マリーゴールド、洋種ヤマゴボウ、ガマズミ、葵、関東マムシグサ、カヤの実、ハナズオウ、カナリヤシードなどなどだそうです。
それにしても、日本ではどうして蓮の実を食べないのでしょう?
よく熟れたら、そのまま生で食べると、ほろ甘くておいしい蓮の実。カンボジアでは、手軽なおやつとして、よく食べられていた、懐かしい味です。
そうそう、ヴェトナムには蓮の実の甘納豆もありました。
2014年7月18日金曜日
センダンの子
容赦なく切っていますが、林の中に大きく育ったものを見つけました。
草刈りの手がいき届いてなかった間に、一メートルほどの高さに育っています。
ここで大きくなっても、他の木のまたその向こうですから、問題ありません。
ちょっと引いて見たところ、真ん中あたりに姿が見えます。
その向こうは手つかずの篠竹ブッシュですが、センダンにクズを登らせないためには、もう少し篠竹を刈ってやらなくてはなりません。
もっと引いて、母木のセンダンのところから見たところです。
母木は、ここに越して来たときにはたくさんのクズに覆われて、こんもりしているけれど何の木かわからないほどでした。
いじけて小さな木でしたが、毎年、よじ登ろうとするクズを切って、切って切りまくり、周りをきれいにしたら、なにごともなかったように大木になりました。
2014年7月17日木曜日
ももすもも
我が家の東側はちよさんの畑です。
私たちがここに来たときは、畑に軽トラックを入れられる道もなかったし、私たちが今住んでいる場所同様打ち捨てられていました。畑全体はイバラやカナムグラに覆われて、足を踏み入れることもできない状態でした。
ここに住みはじめてから、我が家に隣接したところだけでもと、草を刈らしてもらいました。放っておくとクズやカナムグラが入ってくるのです。
数年刈っていたら、厚い草の層の下から、ちよさんが以前植えたという蕗、ミョウガ、ウド、ミツバなどが息を吹き返してきました。
そうこうしているうちに、ちよさんの息子のひろいちさんが畑全部の草を刈るようになり、一部に果樹を植えました。
お連れ合いのえいこさんが一部を畑にして野菜もつくるようになり、この数年はイノシシ除けの電気柵も整って本格的になり、採れた野菜の恩恵に、私たちがあずかるようになりました。
野菜だけでなく、果樹の恩恵にもあずかっています。
ひろいちさんもえいこさんも、お勤めしています。農家に育ちましたが、これまで農業をしないで生きてきました。
でも農業がうまい!
子どものときから農的センスが身体に浸みついているのか、何でも上手につくれます。
袋を掛けてもいない桃も毎年大きくなり、スモモもたくさん生ります。
おいしくいただいています。
私たちがここに来たときは、畑に軽トラックを入れられる道もなかったし、私たちが今住んでいる場所同様打ち捨てられていました。畑全体はイバラやカナムグラに覆われて、足を踏み入れることもできない状態でした。
ここに住みはじめてから、我が家に隣接したところだけでもと、草を刈らしてもらいました。放っておくとクズやカナムグラが入ってくるのです。
数年刈っていたら、厚い草の層の下から、ちよさんが以前植えたという蕗、ミョウガ、ウド、ミツバなどが息を吹き返してきました。
そうこうしているうちに、ちよさんの息子のひろいちさんが畑全部の草を刈るようになり、一部に果樹を植えました。
お連れ合いのえいこさんが一部を畑にして野菜もつくるようになり、この数年はイノシシ除けの電気柵も整って本格的になり、採れた野菜の恩恵に、私たちがあずかるようになりました。
野菜だけでなく、果樹の恩恵にもあずかっています。
ひろいちさんもえいこさんも、お勤めしています。農家に育ちましたが、これまで農業をしないで生きてきました。
でも農業がうまい!
子どものときから農的センスが身体に浸みついているのか、何でも上手につくれます。
袋を掛けてもいない桃も毎年大きくなり、スモモもたくさん生ります。
おいしくいただいています。
2014年7月16日水曜日
ツルボ発見!
一昨年、JAの集荷場のあるあたりの道路わきでツルボの花を見ました。
よく通るところなので、
「どうして、いままで気がつかなかったんだろう?」
とその時は思いましたが、気がつかなかったはずです。草刈りが行き届いているのです。
昨年は、とても気をつけていたのだけれど見なかったし、今年も草がきれいに刈られていて、ツルボは影も形もありません。
ところが、我が家の林(他人さまの土地)の草刈りをしていたら、一つだけツルボが伸びていました。
「よく生えたねぇ」
JAの土手は陽がよく当たる乾燥がちのところ、林の中は陽は当たらなくて湿り気のあるところ。ツルボって、両刀使いなのですね。
でも、林の中のは日光が足りないのか、花のつき方がちょっと疎な感じがしました。
「さて、どうしよう」
この場所に置いておくなら、何か目印を置いておかなくてはなりません。
来年から刈り時が悪かったら、せっかくの花を刈ってしまうし、かといって周りの草が高くなるまで放っておいたら、丈の高い草に埋もれてしまってツルボの出番がありません。
草の刈り時が、たまたまぴったりだったのですね。
手前、真ん中より左寄りにツルボが見えます。真ん中あたりにはフジが、上の方にはカラムシが見えますが、カラムシなどに囲まれた日には、ツルボは一生陽の目を見られないでしょう。
よく通るところなので、
「どうして、いままで気がつかなかったんだろう?」
とその時は思いましたが、気がつかなかったはずです。草刈りが行き届いているのです。
昨年は、とても気をつけていたのだけれど見なかったし、今年も草がきれいに刈られていて、ツルボは影も形もありません。
ところが、我が家の林(他人さまの土地)の草刈りをしていたら、一つだけツルボが伸びていました。
「よく生えたねぇ」
JAの土手は陽がよく当たる乾燥がちのところ、林の中は陽は当たらなくて湿り気のあるところ。ツルボって、両刀使いなのですね。
でも、林の中のは日光が足りないのか、花のつき方がちょっと疎な感じがしました。
「さて、どうしよう」
この場所に置いておくなら、何か目印を置いておかなくてはなりません。
来年から刈り時が悪かったら、せっかくの花を刈ってしまうし、かといって周りの草が高くなるまで放っておいたら、丈の高い草に埋もれてしまってツルボの出番がありません。
草の刈り時が、たまたまぴったりだったのですね。
手前、真ん中より左寄りにツルボが見えます。真ん中あたりにはフジが、上の方にはカラムシが見えますが、カラムシなどに囲まれた日には、ツルボは一生陽の目を見られないでしょう。