さて、かわまたさんにいただいたカリンは、ジャムにしました。果実酒はそう飲みませんが、ジャムなら、ヨーグルトと一緒にすぐ食べてしまいます。
カリンは、傷んだり虫食いのところを取り除いて、約四個分1.2キロくらいありました。
六等分して、種のところを切り取り、皮をむきます。
果肉は薄切りにして、
その半量は細かく刻みました。
皮と種は、ペクチンを取り出すため、ひたひたの水を加えて、とろっとするまで煮ます。10分くらいしたら、底が焦げつかないように、ときどきかき混ぜます。
15分から20分ほど煮て、なんとなくとろみがついてきたら、
笊で漉し、茶こしでもう一度漉して、細かいクズを取ります。
種と皮を煮た液に、カリン全体の重さの半分の重さの砂糖を加えて、煮たてます。
砂糖が溶けたら、薄切りと細かく刻んだ果肉を全部加え、透き通るまで弱火で煮ます。
10分ではまだ固く、ざらざら感が取れません。
20分くらい、かき混ぜながら煮ると、ざらざら感も梨くらいの舌触りになり、柔らかく煮えました。もったりしてきたら火を止めます。
サンゴ色のジャムの出来上がりです。
薄切りにしただけの果肉にはあまり甘さが浸透せず、噛むと酸味が感じられ、ほどよいアクセントになります。
私も作りましたが、渋みが残りました。
返信削除渋みが美味しさの秘密かな?
mmerianさん
返信削除ちょっとないおいしさで、楽しんでいます。渋みは全く残っていません。採ってから時間が経っていたようで、悪くなりかけていましたがそれがよかったのかな?
あるいは、ことのほか長く煮ましたが、それで渋みがとれたのかも。もっとも私の舌が、辛みや渋みに麻痺している可能性もあります(笑)。