「雉も鳴かずば撃たれまい」
という言葉を知っていましたが、八郷に来てからしばしば実感するようになりました。
突然大きな声で雉が鳴き、驚いてそちらを見ると雉が目に入ることが、よくあります。危機が迫っているわけでもなく、連れ合いを呼んでいるわけでもなく、餌などをついばみながら、無駄鳴きをしているのです。
昨日も、突然雉が鳴きました。
見ると、雄雉が、桜の苗を植えてイノシシ除けをして、草も刈り残していたあたりで、のんびりと餌をついばんでいます。
もっとも、これくらい大きいと猫に狙われることもないので、巣から遠いところで鳴いて、巣から目をそらさせようとしているのかもしれません。あるい雉の母と子が、別の方向で餌とりの訓練をしているのかもしれません。
余談ですが、イノシシ除けの紐は切られてぶらさがっています。
しばらく土の中の餌をついばんだら、雉は茂みに戻って行きました。
ときおり、危機が迫った鳴き方をしている時もあります。雉の一番の敵は人間ですが、このあたりには家が増えて、漁師さんが来なくなったので、雉は安心して子育てしているようです。
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