今年の春に見つけた、実の生るカシワの木です。
カシワの木は、このあたりでは珍しい木ではありませんが、刈り込まれている木も、刈り込まれていない木も、ほとんど実をつけません。いつだったか、車で走っているときに、
「あっ実が生っている」
と見つけた農家の庭の木は、そのまま忘れていて、しばらくしてから、どこだったか思い出そうとしたのですが、まったく思い出せませんでした。
この木は、Sくんの田んぼの脇の家の、裏に植えられています。
六月の写真です。
カシワの木はちょっと病気気味でしたが、実がいっぱいなりそうでした。
そして秋。
カシワのどんぐりを気にしつつも、うかうか過ごしていたら、我が家のコナラとクヌギのどんぐりが終わりそう、慌てて行ってみました。
楽しみにしていたのに、なんて間抜けでしょう。
もう実はすっかり落ちて、色の悪いどんぐりが、地面に転がっていました。
木の病気は、春よりひどい感じです。
色が悪いこと。
昨年、北海道の
のらさんに送っていただいたカシワのどんぐりと形、色、感じもちょっと違うような。
しかし、はかま(
殻斗)は素敵なのが落ちていました。
クヌギのはかまには、いま一つ物足りなさを感じていたので、ふさふさとさわり心地もよいカシワのはかまには大満足、上がカシワ、下がクヌギです。
振り向けばSくんの田んぼ。
まだはざ架けした稲の束が少し残っていました。
ひこばえが緑過ぎて、あまり秋の気配がありませんが。
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