農産物直売所で、マンゴーほどの緑色の実を売っていました。
「何だろう?」
手にとってみたら、未熟なパパイアでした。
ひゃぁぁ、この八郷で、青いパパイアが手に入るなんて、嘘のようです。
さっそく、ソムタムをつくります。
皮をむいたパパイアに包丁をとんとんと打ちつけて切り込みを入れ、
それを薄切りにします。
線がなくなったらまた縦に切れ目を入れて、真ん中の空洞に到達して、果肉がなくなるまで繰り返します。
おっ、一つで十分そうです。
もう、これ以上は削ぎとれません。
生ピーナツも直売所で年中買えるのが嬉しいところです。
ピーナツはほうろくで炒って、クロックで半殺しにしておきます。
クロックに、ニンニクとプリッキヌー(タイの辛い唐辛子)、干しエビを入れて叩きます。
パパイアも加えてよく叩き、ナムプラー、レモン汁、砂糖少々で味つけして、さらに叩いて味をなじませます。
せっかくだからと、タイのもち米を蒸しました。
ソムタム、カオニヤオ、タイ東北の庶民の献立の出来上がりです。 もっとも、干しエビを入れるのはソムタム・タイという、町なかの食べもので、東北の田舎の正統派は川ガニを入れますが。
パパイヤはいまどき採れたくらいだから、すくすくとは大きくならず、生育にずいぶん時間がかかったのでしょう、ちょっと堅めでした。
本当はパクチーは使いませんが、庭にあるので乗せてみました。タイ人はいろいろアレンジしたりせず伝統的な組み合わせを守る人たちだから、眼をむきそうですが、お味はそこそこでした。
やっぱり、ミニトマトや生のササゲ(ないのでインゲン)を加える方が、おいしかったでしょう。
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