2016年3月18日金曜日

カエル浮きに出逢いに


「海に行こうか」
ということになったとき、思い出したのは、kuskusさんが、カエル浮きが転がっていると言っていた、大竹海岸でした。
ひたちなかの海岸にはよく行きますが、大洗より南の大竹海岸には行ったことがありません。

 
大洗海岸から波崎海岸まで、長くてまっすぐな海岸線が伸びていますが、大竹海岸はその長い海岸線の一部に位置しています。
浜辺に落ちているのは養殖場が近いせいか、ハマグリの殻ばかり。しかも全部大きな貝で、幅が8センチくらいあります。
 

人っ子一人いない海。
ときおりカモメやチドリがいるけれど、群れをつくっていません。


歩き進むにしたがって、ハマグリ以外のものがちらほら見えてきました。
  

筌(うけ)の口の部分「かえし」です。魚が入ることはできますが、出ることはできません。
いったいどんな筌のかえしかと思って、ShigeさんのWeb Pageを見たら、韓国のアナゴを獲る筌のようでした。
   

差し渡し90センチもあるような、大きな、へこんだ浮き。
 

「オレンジ浮き」と言われている、プラスティック浮き。


やっと見つけたカエル浮きは、割れて変形していました。
お化けカエル。


一羽たたずむチドリが見えますか?
と言っても、実は二羽いました。


次に見たカエル浮きは、目がひとつ壊れてしまっていました。


「おやっ、ガラス浮き?」
と喜んだら、


ただの電球でした。
 

へこんでない巨大な浮きもありました。
浮きとはいえ、重いものでした。
 


三つ目で、やっと壊れていないカエル浮きに出逢いました。


でも、あまりカエルっぽくないですね。綱を取って写真を撮ればよかったかしら?

カエル浮きを探して夢中になり、足の悪い夫と目の悪い犬を残してどこまでも歩いてしまって、叱られてしまいました。
「そんな汚いもの持って帰るなよ」
と言われたのに、持って帰ってしまいました。


発泡スチロール系の浮き。
左から二番目のビーズ形の浮きは、陽刻がカタカナで「ダイワ」とかすかに読めたので日本製で、あとは中国製でしょうか。


プラスチックで中空のもの。
さすがに、大きなカエル浮きは拾ってきませんでした。







10 件のコメント:

  1. こんにちは。
    マメ科のインド藍のブログ記事をきました。
    育っていますか?
    私も育ててみたいのですが、種を譲って頂く事は
    可能でしょうか?
    突然のコメントでずうずうしいお願いですみません。
    沖縄からです。
    のぞえかおりと申します。

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  2. はっぴーかおりさん
    コメントありがとうございました。
    どんな記事をご覧になったのか、残念ですが、私はインド藍を育てたことはありません。誤解です。インド藍を育てているのは、益子の藍染め屋さんです。いつも益子に行くたびに藍甕を覗かせてもらっていますが、買い物もしたことがないので、種を分けてくれるかどうか、今度行ったときに訊いてみますが、期待しないで待っていてください。
    次に益子に行くとしたら、益子陶器市のあるゴールデンウイークの頃です。

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  3. そっちにもカエル浮き、来てますね。他の浮きの様子から、日本海を北上し、津軽海峡を抜け、南下したモノだと思います。

    球形の灰色の浮きは韓国の物ですね。以前の韓国浮きはもっとカラフルでしたが、このところ、こんな無彩色のモノをよく見ます。


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  4. Shigeさん
    そんなに長い旅をしてやってきたものなのですか。もっとねぎらってやればよかったですね(どうやって?笑)。浮きたちは、殺風景な浜にぽつん、ぽつんと転がっていました。
    テニスボールほどの球形の浮きは、二つある紐通しの穴が90度ではなく微妙にずれているのですが、ずれ方が二つとも同じなので、適当に貼り合わせたらたまたま同じ角度になったのか、80度くらいに決めて貼ってあるのか、二つだけではわからないところでした。
    波崎よりはずっと近いので、風が吹いたら、また行ってみます(^^♪

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  5. あはは♪ S介さんとうなちゃんを置き去りに、ズンズン歩いて行っちゃう春さんが
    目に浮かびますねー。
    海は、顔を上げれば洋々たる水平線とその向こうの見知らぬものへ心が飛んでゆくのに、
    ついつい足元ばかり見て浜辺を歩いてしまうのがなんとも可笑しいです。
    カエル浮きというのは日本で呼ばれている名前なんでしょうか?
    中国では「クマの頭浮き」とか呼ばれてたりしてね(笑)。
    それにしても、津軽海峡を通り抜けて太平洋を南下。。。。という旅路を思うと、
    海で結ばれているはるかな国々に思いを馳せてしまいますねぇ。

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  6. kuskusさん
    ちょっと調子に乗ってしまいました。どこまでもまっすぐで遠近も時間も忘れてしまって(笑)。
    ウミウシを見たりカニを見たり、生きているものを観察するなら、平磯のあたりが楽しいけれど、漂着物を見るなら、断然大竹海岸ですね。愉しかった(^^♪
    波崎には南からのヤシの実も北海道からのガラス浮きも寄るようですが、大竹海岸はどうでしょう?
    河口もないし、浜が変化に富んでいないし、貝の種類はとっても単純でしたね。

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  7. 流れ着いたヤシの実、出逢ってみたいです!
    大竹海岸では、黒いすべすべの石が印象的でした。
    硯みたいな材質で触ると気持ちいい。
    阿字ケ浦は貝があけた穴のいっぱいある石、平磯はアンモナイトやウニの化石、と
    同じ海岸線でもいろいろな石が楽しめますね。
    もっとも平磯で化石を見つけたことはまだありませんが。

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  8. kuskusさん
    えぇぇ、平磯で化石ですかぁ!見ても気がつかなかったのかしら?私もただの石しか見たことがありません。でも、あのあたりには鬼の洗濯板みたいな場所もあるし、歴史が詰まった浜なのでしょうね。
    一度、波崎でメノウは拾ったことがあります。波崎にはヤシの実だけでなく、モダマも流れ着くようで、また行きたい気もするけれど、遠くて、しかも道中がつまらない道なので、S介が断固行きたがりません(笑)。

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  9. あのあたり白亜紀層で石を割るとアンモナイトの化石があるよ、と
    ずいぶん前のことだけど磯浜にいたおじさんに教えてもらったことがありました。
    そのときは道具もなかったので石をぶつけたりしてみたんですが、
    その後ハンマーを持って行ったこともあったけど見つかりませんでした。
    きっと見つけるコツがあるんでしょうね。
    むやみに石を割るだけじゃねー。(苦笑)
    あのあたり、海沿いの道路脇に「ホテル白亜紀」っていうのがあって、
    なんだか不思議な物語がはじまる映画のシーンみたいだなぁと思ってました。
    今もあるかなぁ?

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  10. kuskusさん
    昨年デンマークに行ったときのことですが、化石を探すには、浜の後ろが切り立ったところ(デンマークの場合はライム(チョーク)のところでしたが)に行って、浜に転がっている石のことは忘れて、ただ崖の下あたりを見ると教えてもらいました。
    大洗から波崎までの海岸でも、地層が波に切り取られて見えるあたりに化石があるのかもしれませんね。だとしたら、感じとしては五浦のあたりの方が、もっとありそうだけれど。
    まあ、壮大な夢を描かないで、カエル浮きに出逢えたことでよしとします(笑)。でも、ガラス浮きくらいは、出逢いたいなぁ。北海道から流れ着たやつ(^^♪

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