2016年5月23日月曜日

オトシブミの里


我が家のエゴの花を見るため、枝垂れた枝の奥を覗くと、オトシブミがぶらさがっていました。


ケヤキの葉のオトシブミより一回り、いや二回り大きい。


オトシブミには、親が葉を切って落とすもの、落ちやすくしておくもの、ぶら下げたままにしておくものなどあるそうですが、これは、ぶら下げたままにしてあるのでしょうか?


いやはや、エゴの木はオトシブミ天国になっていました。


完全に仕上がったものが多い中で、


途中のようなのもありました。


オトシブミのお母さん、見つけた!
エゴツルクビオトシブミ(Cycnotrachelus roelofsi)です。
これはメスで、オスはもっと長い首をしているようです。
 

こんな小さな身体で、大きな葉っぱをよくきれいに巻けるものです。

オトシブミの中には卵を一粒産んでいるだけだそうです。
小さな虫ですから、育つスペースもそう要らないし、幼虫は葉を内側から食べるそうですが、餌もそう要らないのに、贅沢な空間をつくっています。
ちょっと、私たち夫婦みたいかしら?





2 件のコメント:

  1. 枝垂れエゴノキはオトシブミの子育てマンションみたいになっていたのですね!幼虫1匹ずつの余裕の個室なんてゼイタク~。ほんと、春さんちみたいです!

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  2. hiyocoさん
    あんな小さい虫がと、びっくりです。贅沢でしょう(笑)?
    あの木姿では卵や幼虫が鳥にやられそうもないし、枝垂れエゴというのは、エゴツルクビオトシブミのために品種改良されたものに違いありません。
    「まあ、そこにいたら」と、鷹揚な気持ちになっています(笑)。

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